米ぬか嫌気ボカシ肥作りでEFポリマーを加えてみたの記事で、記事名通り米ぬか嫌気ボカシ肥作りでEFポリマーを加えてみた。
EFポリマーは主にペクチンから合成されていて、嫌気環境下でメタノールが合成される可能性がある。
このメタノールは米ぬか嫌気ボカシ肥の成功のサインの香り化合物についてで見たようなエステル化により良い香りの化合物になるのだろうか?
米ぬか嫌気ボカシ肥中で起こり得る反応を整理してみると、
酪酸(C4H8O2)と
メタノール(CH4O)がエステル結合により、酪酸メチル(C5H10O2)となる。
酪酸メチルはリンゴやパイナップルの香りとされ、添加物の香料として利用されている。
生成AIのGeminiに酪酸メチルを合成する可能性がある菌は何か?と聞いてみたら、酵母という返答だった。
酪酸エチルの時と同じだね。
メタノールに関して一点程注意だけれども、大量に摂取すると失明の要因になるアルコールなんだけれども、米ぬかボカシ肥作りにおいては大量に揮発するという事がないので、あくまで教養レベルで知っておいた方が良い知識かなと。
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