今年もドングリの季節がやってきたの記事に引き続き、ドングリが多く自生している場所に行ってきてドングリ採取を行った。


その時の戦利品は


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こんな感じ。

左上の大きいのがおそらくアベマキ、右上の殻斗で覆われているのがスダジイで、中央下のものがコナラだろう。

林縁で大きなドングリを拾った

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アベマキはクヌギと似ていて、見分ける自信はないが、楕円形のようなドングリが多く落ちていて、葉が丸みを帯びた大きな葉だったので、アベマキだと判断している。

※アベマキの葉の裏が白っぽいという特徴もある


ここで一つ気になったのが、コナラのドングリの時期はもう少し後ということ。


葉の脱色の時期もまだ先なので、この葉の脱色とドングリの熟しが特別早かっただけなのかも。


各種ドングリがいつ拾えるか?という情報は植物を理解する上で重要な知見が手に入るので、アベマキ・クヌギが拾える時からアラカシが拾える期間を大切にしている。

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