これから帳簿を自分らでつけていくことになったので、

前々から気になっていたGnuCashを試してみることにした。


gnucash_bannar


Windows版のインストールはいたって簡単で、

ダウンロードしたsetup.exeを実行するだけ。

(バージョンは2.6.7)


早速、GnuCashを立ち上げてみたら、


gnucash_top


0の前が¥マークではなく、バックスラッシュで、


gnucash_app


貸借対照表等を開くと、文字化けで何も読めない。

調べてみたところ、フォントの設定がされていないらしいので、

下記のページを参考にフォントをメイリオにしてみた。

GnuCash - メニューバーや貸借対照表などのフォントを変更する


フォントの設定は

/インストールディレクトリ/gnucash/etc/pango/以下にpango.aliasesファイルを生成し、

pango.aliasesファイルに下記の様に記述した。


tahoma = "Meiryo,tahoma,browallia new,mingliu,simhei,gulimche,ms gothic,latha,mangal"
sans = "Meiryo,arial,browallia new,mingliu,simhei,gulimche,ms gothic,latha,mangal"
serif = "Meiryo,times new roman,angsana new,mingliu,simsun,gulimche,ms gothic,latha,mangal"
monospace = "Meiryo,courier new,courier monothai,mingliu,simsun,gulimche,ms gothic,latha,mangal"

この状態でGnuCashを開くと、


gnucash_top2


バックスラッシュは¥マークになり、


gnucash_app2


貸借対照表の文字化けも解消された。




よくよく上のキャプチャを見てみると、

各項目の数字が表示されていない。


ということで、

貸借対照表の設定をもう少し深く見てみた。


貸借対照表の様な計算結果はHTMLで表示されているらしく、

HTMLのスタイルシートの設定をいじってみた。


gnucash_mojibake


メニュにある編集 > スタイルシートを開き、


gnucash_mojibake2


ディフォルトの編集をクリックし、HTMLスタイルシートプロパティーで数値セルをMeiryo Normalにして適用。


gnucash_mojibake3


設定後に貸借対照表を開いたら、数字が表示された。


さてさて、これから複式簿記も頑張ってみるかな。