前回、夜久野の玄武岩のところで、
木の根が入り込んでいるところに極端に赤い箇所があることを見つけた。
土というのは岩が風化して出来たものだというけれど、
どうにも不思議なことがある。
岩ってとても硬いでしょ。
これが本当に風化して土になるのかよ!
岩、特に火山岩というのは噴火した際に吹き出したマグマが冷却した際にできるもの。
細かいことは専門でないので今は触れないことにして、
マグマが堆積して固まって出来た層があったとして、
地表と深いところではマグマの冷え方は大きく異なる。
マグマの中にも水分があって、
熱で水分が気化し膨張するけど、冷めると体積は下がる。
マグマの体積の深いところでは水分が逃げないけど、
地表面では逃げる可能性がある。
ということで、
堆積したマグマの地表面と深いところでは固まり方が異なるらしい。
これは玄武岩の内、地表面に近いところにあったもの。
見ての通り穴が多く、これならば
こいつを風化させるよりは短時間で土に変わるような気がする。
持ってみたところ軽かったけど、
ハンマーで叩いて砕けそうかといえば、それは大変な作業になる硬さだった。
どちらにしろ、
が
こうなるには多大な時間が必要そうだ。
次の記事