昨日、京都の舞鶴に行ってきた。
舞鶴といえば、大江山超塩基性岩体地域として地質的に非常に珍しい地域らしく、
栽培の面でも地域の特性による影響を多く受けるという話をちらほら聞いている。
大江山超苦鉄質岩体地域の鉱物|京都府レッドデータブック2015
舞鶴の大江という場所は、
かんらん岩や蛇紋岩といった超塩基性岩で世界的に有名なところらしい。
大江付近についてから、地面を見ながら歩いていたら、
道端にところどころが緑の石があった。
これってもしかしてと接写で確認してみたら、
これってかんらん石ではないのか?
※宝石名だとペリドット
かんらん石は前にも記載したけど、
化学組成がMg2SiO4とFe2SiO4が組み合わさったケイ酸塩鉱物。
他の原子と結合することで呼び名が変わる。
この石が熱水変成すると蛇紋岩や苦土石(マグネサイド)に変わる。
かんらん石は深成岩なので、ペグマタイトと解釈して良いのか?自信はないけど、
石の間にある白い箇所も接写で見てみると、
今まで見てきた炭酸塩鉱物と良く似ている。
石の緑の箇所が透明になったと見て良いか?
それともこの石は蛇紋岩で、
白い箇所は蛇紋岩特有の模様か?
とりあえず、石を見るのはここまでにしておいて、
この地域に来た時にどうしても知りたいことがあったので、
その条件を満たしている方に話を聞きに行った。
その話は次回にする。
- 続く -