
当ブログでちょくちょく話題として挙がる廃菌床堆肥だけれども、成分を事細かく見る必要が出てきたので、よく使用している廃菌床堆肥の肥料袋を改めて確認することになった。
その肥料袋には菌床としておがくずではなく、コーンコブが主成分となっていた。

コーンコブとはトウモロコシの芯を粉砕したものだ。
一昔前は未利用農業廃棄物として扱われていた代物で、今は家畜の飼料として有用性を見出された資源として扱われている。
トウモロコシの芯はおがくずという感じはしないけれども、コーンコブには木質系の成分はあるのだろうか?
というわけで成分を分析したものを探してみたら、コーンコブを原料としたバイオリファイナリーモデルの構築 SCEJ 75th Annual Meeting (Kagoshima, 2010)という論文に行き着いた。
この論文の実験方法の序盤に
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コーンコブの主成分はセルロース約34%、ヘミセルロース約31%、リグニン約18%、灰分等約17%であった
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※上記論文の144ページより引用
大雑把に見て、セルロースが6割、木質系の成分が2割、ミネラル2割というところだろうか。
とりあえずコーンコブにもリグニンがあることがわかったので、コーンコブ主体の培地を使い尽くした後の廃菌床には木質成分の分解物があるだろうということがわかった。
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