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カテゴリー : 市場/

電子書籍の販売をはじめました
 

マルチ栽培は今後どうなるのだろうか?

マルチ栽培は土の資源を過剰に使ってしまうまでの記事で、マルチ栽培は環境負荷が大きく、土壌への負荷も大きいという内容を記載した。環境への負荷の面で、マルチの使用に対する風当たりが強くなる可能性が高いので、色々と警戒をしておいた方が良いだろう。この手の話をすると、野菜を購入する方々がそんな事を気にするか?と言われるけれども、世論というものは影響力の大きな極少数によって大幅に変わる事があり得る。土壌への負荷が大きければ、肥料の無駄遣いや農薬の消費量が増えるわけで、影響力が非常に高い投資...

 

マルチ栽培とESG

海洋のマイクロプラスチックの環境問題をよく見かける。町での生活で使用されたプラスチックが断片化しつつ、川から海に流れ、海洋でゴミが蓄積しているという問題だ。海洋に流れ着いたゴミを、海の生物が食べてしまう事で様々な問題が引き起こされると考えられている。マイクロプラスチック - Wikipediaこの話題を見た時に真先に頭に浮かぶのが、マルチというビニール資材で土を覆って栽培する手法だ。栽培後にビニールを回収するので問題ないのでは?と思うかもしれないが、...

 

ホウレンソウの根元の赤色は何だ?

ホウレンソウを買ってきてと頼まれたので、近所の店に買いに行った。野菜を購入する際は比較的鮮度の良さそうなものを購入したいのが人の性というもの。店頭に並んでいるホウレンソウを見比べて、気になった事がある。ホウレンソウの根元は赤色だけれども、この赤色って何だろう?この赤色が鮮やかであれば品質が良いと判断できないだろうか?というわけで早速検索をしてみたところ、下記のページに辿り着いた。ほうれん草の根元の赤い部分を捨てていませんか?|みなとの野菜大辞典...

 

コーラという飲み物のコーラは何?

先日、某漫画雑誌でSF漫画が終了した。主人公たちが追っていた謎の正体で賛否両論あったけれども、仲間になる時にずっと一緒にいた主人公の口癖を発したのは良かった。この漫画が面白くて、某漫画雑誌の定期購読を決めたぐらいだ。そんな名作だけれども、読み返していると、キーマンが仲間になる時にコーラを渡すシーンがある。彼はなんとも美味そうにコーラを飲むシーンが印象的だ。コーラ、特にコカ・コーラという名称を見聞きすると、学生の頃の作物学の講義でコーラがあったな...

 

リン酸肥料を求めて海へ向かうその前に

昨今の社会情勢から日本の食糧事情が如何に脆弱かを痛感するの記事で、最近の社会情勢から肥料の三大要素であるカリの供給状況が危ういという内容を記載した。ただし、火山の国且つ島国である日本では山と水の資源をうまく活用すれば、鉱物系の要素の供給はなんとかなるのでは?という内容も合わせて記載した。次に気にすべき内容はリン酸だろう。ただ、リン酸は土壌中に埋蔵している有機態リン酸量が不明で、作物のリン酸の吸収効率を高めれば、実は必須ではないのでは?と考えられている要素であるため、もしかしたら気...

 

昨今の社会情勢から日本の食糧事情が如何に脆弱かを痛感する

SNSを眺めていたら、農学博士の方が昨今の社会情勢により塩化カリの入手が困難になるかもしれないと投稿していた。尿素と塩化カリウムの肥料のとしての使いどころ農林水産省の平成21年の発表によると、/**************************************************/塩化加里はカナダ、ロシア、ベラルーシ等の4か国で世界の7割以上を産出/**************************************************/肥料...

 

今年最大の出来事は物理性の改善 + レンゲ + 中干しなしの稲作によるインパクトを感じたこと

植物系の方の今年一年の振り返りをしてみたい。今年最大のトピックといえばなんと言っても、大阪府高槻市の清水っ粉の製造と普及に取り組んでいる方が私の仮説を信じて行った物理性の改善 + レンゲ + 中干しなしの稲作のインパクトだった。中干しをしないことが稲作の利益率を高める確信を得た用水路が整備された田で中干しを行うことが慣習であった稲作において、昨年の栽培で中干しは不要だと当たりを付けての挑戦は予想を遥かに超える成果へと繋がった。中干しを行わないという選択...

 

農薬や化学肥料を使用して栽培すると野菜が育たない環境になるという意見に対して4

農薬や化学肥料を使用して栽培すると野菜が育たない環境になるという意見に対して3の記事の続き。繰り返しの話になるけれども、野菜が育たなくなった環境というのは、農薬と化学肥料を使用した畑ではなく、大半は家畜糞、特に牛糞を毎作入れていた所だった。牛糞で土作りをした時の弊害をまとめてみるとの記事でも記載した内容になるが、食事に例えて、強い毒と弱毒の食物があった場合、強い毒は食べたらすぐにやばいとわかり摂取を止めるが、弱毒の場合は普段の食事では気が付かずに摂取を続け、知らぬ内に蓄積する...

 

農薬や化学肥料を使用して栽培すると野菜が育たない環境になるという意見に対して2

農薬や化学肥料を使用して栽培すると野菜が育たない環境になるという意見に対しての記事の続き。農薬や化学肥料を使用して栽培をすると、微生物がいなくなり草が育たなくなる。だから少し高くても有機栽培の野菜を買おうという内容の土から微生物がいなくなりの箇所だけれども、一つ言えることは草が生える事が出来る以上、その草に関連する微生物は必ずいるということ。ただ、その草に集まる微生物が作物にとって有益であるか?は謎ということだろうか。根の周辺には細菌が集まる傾向があり、周辺の環境の物理性が宜...

 

農薬や化学肥料を使用して栽培すると野菜が育たない環境になるという意見に対して

先日、ネットで農薬や化学肥料を使用して栽培をすると、微生物がいなくなり草が育たなくなる。だから少し高くても有機栽培の野菜を買おうという内容を見かけた。この意見に対して、たくさんの反対意見が殺到して炎上していた。農薬と化学肥料のみの栽培を続けているところでも草が生えなくなったという畑は実際にはほとんどないし、化学肥料を使わなくなったら収量が大幅に減少して、餓死する人が増えるはず。これはハーバー・ボッシュ法と緑の革命の記事で書いた緑の革命を見ればすぐにわかる。ただ、冒頭の話は...

 

コオロギせんべいを食べてみた

大豆肉の普及には稲作の活用が重要であるはずだの記事までで大豆肉についてを記載している時に、コオロギせんべいというものを思い出した。日本ではコオロギせんべいは無印良品で購入できるので、購入して食してみた。コオロギせんべい 55g | せんべい 通販 | 無印良品味はえびせんを食べているような味と食感だった。何故大豆肉の時にコオロギせんべいが頭に浮かんだのか?というと、以前、コオロギは環境負荷が非常に少ないタンパク源となり得るという事を読んだことに因る。無印商...

 

東南アジアの稲作事情を聞いた

先日、テレビのニュースで田から排出される温室効果ガスの量が多く、温室効果ガスの発生を抑える技術が急務という旨の内容が報じられていた。ここでいう温室効果ガスはメタンのことで、田に未熟な有機物がある状態で水を張り、嫌気の状態が続く事によって、メタン生成菌により有機物からメタンが生成される。中干しをしないことが稲作の利益率を高める確信を得たの記事で田の物理性を改善することにより、メタンの生成と埋没炭素量や燃料の使用量を天秤にかけて温室効果ガスの固定量が多いのではないか?という予想が...

 

大豆肉の普及には稲作の活用が重要であるはずだ

前回の大豆肉に注目しているの記事で、記事名通り大豆肉に注目している。注目の理由は上記のリンク先の記事で挙げたのでこの場で再び触れることはしないことにする。日本でダイズの栽培といえば、稲作からの転作が有名なのだけれども、懸念事項がいくつかあるのも有名だ。それは、田では水持ちが重要されているが、ダイズでは土壌に酸素が入るような物理性が必要となる。※物理性≒団粒構造の形成により土のガス交換が活発になる物理性や排水性を向上させると田に戻せなくなるという心配が生じる。 ...

 

大豆肉に注目している

大豆肉に注目している。元コンサルの方がSNSでこれからの時代は環境を唱うビジネスが儲かるという内容を見て、その一つとして大豆肉を挙げていたことが注目の発端となっている。「動物の肉を食べるなんて……ドン引きです」と言われる日がくるかも。 | Books&Apps等何故大豆肉が環境に貢献できるか?というと、肉牛の飼育が、思った以上に環境負荷の大きい産業になっていることに起因するらしい。例えば、・牛肉一人分を生産するのに、10倍の穀物、つまりは10人分の穀物...

 

高槻米の米粉「清水っ粉」からできた米粉めんを頂いた

昨年同様、高槻の原の生協で物理性の改善 + レンゲ栽培 + 中干し無しの稲作の検討会を行いまして、その際に、高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いました大阪産(もん)に認定されている高槻「清水っ粉」でできた米粉めんを頂いた。大阪産(もん)名品の会高槻清水地域産ブランド米粉 「清水っ粉」試食した感想は、うどんのような歯ごたえが有りつつ、そうめんのような滑らかな舌触りで、米のような甘みがほんのり残っていて、新たな麺料理とい...

 

田からはじめる総合的病害虫管理

今年の稲作の観測で学んだのが、中干しをしない田ではたくさんのカエルが誕生するということ。これからの栽培において、IPM(総合的病害虫管理)の観点において、たくさんのカエルが誕生するということは重要な一手となる。総合的病害虫管理 - Wikipedia何故なら、作物に加害する昆虫は世代交代がはやく耐性を持ちやすいという特徴と、集落の感と経験で栽培している人らが何も考えずに同じ農薬を使用するという状況から、殺虫剤がすぐに効かなくなるという現状において、カエルの誕生は殺虫剤以上の効果を...

 

窒素肥料6割減の小麦の品種改良の話題から

先日、テレビのニュースで窒素肥料6割減でも多収の小麦の品種改良の話題があった。詳細は下記のプレスリリースに記載されている。世界初!少ない窒素肥料で高い生産性を示すコムギの開発に成功―窒素汚染防止と食料増産をアンモニウムの活用で両立― | 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS着目しているのは、無機の窒素肥料を施肥した時に発生する生物的硝化作用を抑制(BNI)することで、小麦にBNI能を付与している。生物性硝化作用というのは、土壌中の微生物の働きにより、...

 

人手が足りないところは何処か?

栽培で何をしたら良いか?と聞かれ、空いている期間が少しでもあれば、堆肥を入れて緑肥を育てるべきだと伝える。堆肥では牛糞等の家畜の施肥は基本無しだが、露地で長期間緑肥を栽培できるのであれば有りだと伝える。栽培と畜産の未来のためにしばらく時間が経過した後、話題のほ場に行くと緑肥を育てていないことが多かったりする。理由を聞いてみると、時間が確保できなくて、緑肥にまで手が回らなかったと言う。更に時間が経過した後に改めてほ場に行くと、病気が蔓延していて株の回収作...

 

南房総族よりビワが届いた2021

昨年に引き続き、今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。南房総族よりビワが届いた2020そして開けた。感想は…まだ食していないので、味に関する感想はこの場では控えることにする。房州びわ・びわ狩り・産直ビワ・枇杷 - 南房総いいとこどり|千葉県南房総観光コンシェルジュ

 

何故日本では有機農業は広まらないのか?という質問があった

先日、知人から何故日本では有機農業は広まらないのか?という質問があった。これから記載する内容は私の個人的な意見であって、明確な回答では無いということをご了承ください。栽培に目標決めの過程がないこと、他の業種でいうならば、PDCAサイクルが正常に働いていないからと返答した。PDCAサイクルとはPlan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返すことを言い、計画の段階で仮説を立て、その仮説を適切に実行するための調査を行った上で実行計画を立てる。 ...

 

出荷前に色をのせるという行為

どの業種にも言えることだろうけれども、不思議な慣習というものがある。例えば肥料関連では、出荷の葉色の濃い野菜が好まれるらしく、最後に色をのせるといった意味合いで追肥を行う。葉色が薄い野菜よりも美味しそうであったりお得に見えるのだろうか?最後に過剰施肥を行い品質を落とすという行為が行われている。※おそらく栄養価も落ちている葉の色が濃くなるとどうなるのか?葉色の濃くする要因が酸化力が高いものである可能性が高いので、店側で仕入れた後の棚持ち(鮮度...

 

美味しい野菜の栽培を目指していた方にあったこと

時々、栽培技術が高い人がどんな事を意識しているのか?わかる範囲で教えてほしい。教えてくれたら絶対に言われた通りにするからということで話をすることがある。上記の方は地域の中でかなり若い方で、本当に全てこちらが伝えた通りの事をした。最終的には周辺の農家が農薬を使用しても欠株が出た中、農薬を一切使用せずに収穫できた。今回は上記のような胡散臭い成功体験を書きたいのではなく、この栽培中にあった出来事を書いておきたい。文中の作物は実際には違うのであくまでイメージで話をする。...

 

イチゴの栽培は難しい

イチゴの栽培は非常に難しいと言われる。イチゴの栽培を難しくしている要因をざっと挙げてみると、・ニーズが旬とズレている・イチゴはバラ科でバラ科の植物の栽培は病気に罹りやすいあたりだろうか。前者のニーズの話が後者の病気の話に直結するので、旬とのズレが非常に大きな要因を占める。イチゴは見ての通り、地面スレスレの高さで結実する。このような形態はロゼット型に分類される。ロゼットを探しに行く前にロゼットの大きな特徴の一つに寒さに強く、初春の...

 

ヘアリーベッチ米栽培という取り組みで思うこと

前回のヘアリーベッチの可能性を探るの記事を書いている時に、ヘアリーベッチのことを検索していたら、兵庫県の東播磨での取り組みで、ヘアリーベッチ米という栽培方法を見かけた。兵庫県/知ってください・食べてください。東播磨の農畜水産物!!ヘアリーベッチをレンゲ米栽培のように田植えの前に緑肥として利用する栽培で、化学肥料の削減を目的として素晴らしい取り組みだと思う反面、農薬の使用量が増えるだろうなという不安もある。何故、そのような不安があるかというと、ヘアリーベッチ米と合わせて...

 

シイタケのシイは何だ?

先日、シイタケを購入しに行った時、シイタケの漢字表記が目に付いた。シイタケを漢字で表記すると椎茸と書く。今まで意識していなかったけれども、名前にシイがあることは、ブナ科のシイ属の木に何か関係があるのか?家に帰って、小学館の図鑑NEO きのこを開いてシイタケの内容を確認してみたところ、ハラタケ目ツキヨタケのなかまのページにシイタケが記載されていて、シイの木によく生えるので、この名前がつきましたと記載されていた。シイの木といえば、スダジイとツブラジイだけれども...

 

いもち病の抵抗性を色素の観点から見てみる

前回の葉の色が濃いイネはいもち病に罹りやすいの記事の途中で、イネのサクラネチンはいもち病菌に対して抗菌作用を持つというリンクを掲載した。サクラチネンはいもち病のファイトアレキシンとしての作用がある。※ファイトアレキシン≒感染病の抵抗性ファイトアレキシン - WikipediaYikrazuul - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるサクラチネン - Wikipediaサクラチネンの構造を見ると、フラバノン骨格の化合物なのでフラボノイド...

 

フラボノイドに意識を向けて

前回の植物が有害な紫外線から身を守る為のフラボノイドの記事で、シロイヌナズナにおいて紫外線が強い地域で特異的に増えるフラボノイドを見た。紫外線から身を守る為に葉にフラボノイドを蓄積するというのは以前から言われていて、施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせるネギのケンフェロールやケルセチンあたりをよく見聞きする。※ケンフェロールとケルセチンはどちらも淡黄のフラボノイド3種類のネギ類の抗酸化活性と抗酸化成分の比較 - 平成18年度日本調理科学会大会黄色い色...

 

南房総族よりビワが届いた2020

昨年に引き続き、今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。南房総族よりビワが届いた2019そして開けた。開けてふと気が付いた。そういえばビワの色は淡い橙色だと。橙色といえばカロテノイドだ!ということでビワの色素を調べてみたら、果実類のカロテノイド含有量における品目間差 | 農研機構というページにたどり着いた。ビワは他の果実と比較してカロテノイドを豊富に含んでるらしく、User:Slashme - Drawn in BKchem, p...

 

○○農法や**理論に思うこと

ブログをまとめていたり、依頼を受けてどこかで話をすると、○○農法や**理論と名前を付けた方が良いのでは?と助言を受けることがある。※上記は非常勤で関与している京都農販での話技術系の話で○○農法といった形で名乗ることはそれだけでブランディング上マイナスであると捉えて、○○農法実践者と名乗っている方を見るだけで、その方からは参考するべきものが無いもないと判断している。技術体系に名前を付けるという行為は受け手にはわかりやすくなって良いかもしれないけれども、発信者にとっては大きな損が...

 

高谷ベーカリーの高槻産の米の米粉ロール

パンの美味しそうな見た目と香りの記事まででパンについて見ている。そもそもの話で何故パンを見ているのか?といえば、ブルーチーズの成分に脂肪酸のラウリン酸が多くて、ブルーチーズ用のアオカビの培養をフランスパンで行っていたからだった。ブルーチーズ用のアオカビの増殖はパンを利用するパン作りには原料となる小麦のグルテンが重要であることを再認識した後、最近よく見かける米粉パンは実は工学的なドラマがあることを知った。100%米粉パンドラマを知ったら食べてみたくなるのが人...

 

サプリメント産業を支える酵母たち

アレルギー反応の緩和には銅を含む金属酵素が重要?の記事で諸々のアレルギーは銅を含む金属酵素で緩和できるかもしれないけれども、最近の野菜には銅を含む微量要素が少ないはずだから、野菜の摂取だけではアレルギーの緩和は見込めない。という内容を記載した。チョコラテさんによる写真ACからの写真そこで意識するのがミネラル系のサプリメントだろう。早速、ミネラルブレンドというサプリメントを手に取ってみた。とその前に、サプリメントで銅を摂取する場合、銅はどのような形で含まれて...

 

病害虫の予防は御早めに

ヨトウ対策は植物ホルモンの視点からの記事を作成している際にふと思ったことがある。非病原性の土壌微生物が活発になる環境に導けたとして、作物がそれらの微生物と共生すると葉において食害する虫が忌避するようになる。※赤い矢印はAの畑で虫対策をした場合の虫の移動を示すすべての植物食の虫が忌避するわけではないだろうけれども、大半の虫は弱っている作物が植わっている畑に向かうことになるはず。殺虫剤で問題を凌ぐことを主している栽培者の畑に更に食害性の昆虫が集まるということだ。その畑...

 

野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強

今回も思い出話から始めよう。fuaさんによる写真ACからの写真手元に写真がないので素材サイトの写真をイメージとして載せておく。師の元で栽培を学んでいるある日の事、京都府の職員の方々にバーベキューに誘われ、師から破棄のニンジンを渡され、持参して参加した。栽培の中心にはいつも化学この時はじめて師のニンジンを炭火ではじめて焼いただけのものを食べたのだけれども、その時食べた味というのがまるで洋菓子を食べているような特徴的な甘さがありつつも、砂糖菓子にあ...

 

野菜の美味しさとは何だろう?味蕾のこと

Green Planetさんによる写真ACからの写真学生の頃の農学実験でミカンの糖度を測り、味を確認するというものがあった。この時話題に挙がったことで、糖度が高いものが必ずしも美味しいとは限らないということ。糖度は味に関係はしているけれども、味を決めるのは糖度(甘味)だけではなく、酸味や旨味も重要だということだ。他の講義の余談として、味の数値化は味が複雑な要素で構成されているので難しいという話題もあった程だ。それ故、momo10...

 

野菜の美味しさとは何だろう?

随分前の話で写真がないので、文章のみになってしまうのだが、栽培の師の畑で魔法のような現象を見た。栽培の中心にはいつも化学農薬を使用しないで栽培していた師の畑で最も環境が良かった土壌で、夏に畝を立て、ダイコンのタネを直播して栽培を開始した。元肥は米ぬかボカシ肥のみだった。米ぬかボカシを作ろう!仕込んでみる!他の畑と比較して、はやい成長ですぐに間引き菜としての収穫を開始した。間引きが一通り終わった後、嫌気性米ぬかボカシ肥を一回追肥として与え、そのまま成長を見守る。ダイコ...

 

ROTEKのUSB顕微鏡を購入した

先日のりょうこ先生のなるほどお野菜第1回-種編-のイベント中、会場の安満遺跡公園で小型の実体顕微鏡があるということで部屋の隅に置いておいたら、それがすごく好評だった。顕微鏡を持っておくと、何かと良いことがあるなということで、パソコンの画面で見ることが出来るUSB顕微鏡を購入してみた。※ROTEK 顕微鏡 led8個 顕微鏡 usbWindows,MAC対応 1080p/720P画素 倍率50-1000X※公式サイトに商品の詳細ページが無いため、リンクの掲載...

 

オーガニックファームHARAさんのキャロライナ・リーパー

高槻の原で栽培から加工まで行っているオーガニックファームHARAさんの七味唐辛子を頂きました。世界一辛いトウガラシの品種と言われるキャロライナ・リーパーを原料としており、ひと粒食べても非常に辛い七味トウガラシでした。キャロライナ・リーパー - WikipediaオーガニックファームHARAさんと話をしていて、肥料で赤みや辛味を増やすことは出来ないかと肥培管理を試行錯誤しているとのことでした。ここでふと思ったのが、パブリック・ドメイン, Link...

 

広島は牡蠣の養殖が盛ん

広島県の倉橋島や能美島の海岸線を走っている時、能美島の海岸にいる藻類たちacworksさんによる写真ACからの写真上記のような風景をよく見かけた。ちなみに海の上に板が並んでいるように見えたのは午前10時頃。所謂潮が満ちている方の状態だ。時間が経過して潮が引いている状態の時間帯も海岸線を走っていたのだけれども、その時は、kazuunさんによる写真ACからの写真こんな感じだった。板状に見えたものは全然板ではなかった。更に道路沿い...

 

A-nokerさんの森のアスパラを頂きました

知人から佐賀県の太良町で営農しているA-noker(ええのうかー)さんのアスパラガスを頂きました。森のアスパラ(ええのうかー)大きめなのに筋っぽくなく、しかもすごく甘いアスパラガスでした。一緒に入っているお便りを読んでみると、アスパラガスの栄養価についての記載があり、そこにアスパラガス酸の説明が記載されていた。このアスパラガス酸だけれども、お便りの前に読んでいた本にも興味深い話が記載されていたので、今回はその内容を紹介することにしよう。...

 

ワイン栓のコルクと熟成

cheetahさんによる写真ACからの写真前回までの記事で酸素はワインの敵と言われるがワインの熟成には若干の酸素を必要とするため、酸素の管理というのが重要になるという話題を記載しいた。ワインのポリフェノールに更に迫るワインと聞いて連想するのが、acworksさんによる写真ACからの写真ワインは寝かせることで価値が増すということ。寝かせて価値が挙がる要因としては、ミズノハルカさんによる写真ACからの写真ワインの栓として利用され...

 

ワインのポリフェノールに更に迫る

cheetahさんによる写真ACからの写真ワインのポリフェノールに迫るの続き。前回はワイン中のポリフェノールの酸化について触れた。酸化についてもう一つ重要なものが、エタノールの酸化によって生成されたアセトアルデヒドだろう。2CH3CH2OH(エタノール) + O2 → 2CH3CHO(アセトアルデヒド) + 2H2Oアセトアルデヒド - Wikipediaアセトアルデヒドと聞いてイメージするのが、悪酔いであったり、発がん性であったりと良い印象はないけれ...

 

ワインのポリフェノールに迫る

cheetahさんによる写真ACからの写真奥が深すぎるワインの熟成に引き続き、ポリフェノールの方の熟成を見ていく。ワイン関連で出てくるポリフェノールというものが、色素のアントシアニンとタンニンらしい。丹波の黒大豆の黒い色素の際に触れたポリフェノールを持ち出すと、By Espresso777 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Linkプロアントシアニジン - Wikipediaブドウの果皮にも含まれるプロアントシアニジン...

 

奥が深すぎるワインの熟成

赤いブドウの色素の記事の際に、河出書房新社 新しいワインの科学ワインの科学の本を読み始めている旨を記載した。ワインの奥の深さに驚いた。ブドウの栽培の知見があまりにも先に行き過ぎていて、他の作物でブドウの栽培を参考にするだけで秀品率が格段に向上するだろうし、発酵に関する知見も微生物による発酵だけに留まらない点に感動した。栽培の方は今回は触れず、ワインの熟成の方を見てみると、まねきねこReggeさんによる写真ACからの写真品質を決め...

 

南房総族よりビワが届いた2019

昨年に引き続き、今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。南房総族よりビワが届いた2018そして開けた。今年は保管する前に撮影することにしたので、箱から出さずに撮影した。感想は…まだ食していないので、味に関する感想はこの場では控えることにする。更新は2016年で止まっているけど、ブログ、見てやってくれ。酒と泪とアイリス(花)とびわ(果樹)ぼく南房総族

 

エメンタールチーズのチーズアイ

kazuchanさんによる写真ACからの写真エメンタールチーズを購入して食した。エメンタールチーズというのは上の写真のような穴あきチーズだ。アメリカのアニメでよく見かけるあのチーズだ。チーズの穴をチーズアイと呼び、今まで見てきたチーズにはチーズアイはない。ということは、このチーズアイにも人類の英知が詰まっている。いや、人類の英知が詰まりすぎて破裂して穴が出来たと表現すべきか。どちらにしろ、このチーズアイから得られる事は多いはずだ。 ...

 

白カビが熟成に関与するカマンベールチーズ

きぬさらさんによる写真ACからの写真カマンベールチーズを購入して食べた。カマンベールチーズといえばナチュラルチーズの一種で、ナチュラルチーズとは何だろう?表面は硬く、中は柔らかなチーズである。今まで投稿してきたチーズと形状が大きく異なる要因として、牛乳の凝固時のカード形成の後に圧搾をせずに表面に食塩を塗って、白カビを植え付けて熟成する。ハードチーズの美味しさの目安のチロシンの結晶この時、植え付ける白カビはPenicillium camemberti...

 

ポリフェノールの二つの効能

oldtakasuさんによる写真ACからの写真HiCさんによる写真ACからの写真前回の緑茶と紅茶の違い再びの記事で、記事名にある通りに再び緑茶と紅茶の違いに触れた。大きな違いというのがポリフェノール周りで、ポリフェノールを残すか重合させるかが重要となる。ポリフェノールの重合が土の形成の一部を切り出したもののようではないか?という意見を記事の文末に添えた。この話を進める前に緑茶のポリフェノールであるカテキンの健康効果について触れることにする。...

 

緑茶と紅茶の違い再び

緑茶と紅茶の違いと言えば、以前、ファームプロさんから緑茶の品種で作られた紅茶の茶葉を頂きましたという記事で記載した。緑茶と紅茶は同じチャの木から収穫した茶葉を、oldtakasuさんによる写真ACからの写真緑茶は葉の中にある酸化酵素を収穫後すぐに失活させ、酵素的褐変をさせない。HiCさんによる写真ACからの写真一方紅茶は酸化酵素を働かせ、酵素的褐変を起こして葉の中にあるカテキンを重合させる。紅茶の製造は酵素的褐変を活用する紅茶の製造...

 

お茶の味を決める3種の要素

八女茶通販|八女茶生産-減農薬製造-販売|ゆげ製茶ゆげ製茶さんの和紅茶の記事の時に立ち寄ったゆげ製茶さんにて美味しいお茶を頂いた。茶葉自体の質も相当良いものだったのだろうけれども、淹れ方一つでこんなにも変わるのかと感動できる味のお茶であった。お茶を淹れる際のお湯は、最初に急須ではないところで冷ましてぬるま湯にしてから急須に注ぎ、急須でも普段の体感よりも長い時間待ってから湯呑みに注ぐ。湯がぬるいということで、相対的に旨味の量が多めで苦味や渋味のバランスが良くなったのだろ...

 

味噌の表面でもチロシンの析出

前回のハードチーズの美味しさの目安のチロシンの結晶の記事で長期熟成のハードチーズで美味しさの指標としてチロシンの結晶があると記載した。チロシンの結晶はハードチーズに限らず、味噌、納豆やタケノコあたりでもあるらしい。更なる知見を得るためにチロシンの結晶を検索してみたら、前田正道 - 麦味噌のチロシン析出とその防止法 - 醸協(1991)という小論に行き着いた。要約すると、梱包味噌を低温保管すると味噌表面にチロシンが析出し、それがカビの発生や異物の混入のように...


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