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カテゴリー : 道端/page-6

 

アザミの群生を探しに広葉樹の林の林床へ

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筆者は、北海道の養蜂における蜜源としてアザミに着目し、近隣の広葉樹林でアザミの群生を発見した。多くのハチやチョウが訪れる様子から、良質な蜜源である可能性を感じている。アザミはキク科の頭状花序で、多数の筒状花が集まっている。各々の花は雄性期と雌性期を持つ性転換を行い、虫が花にとまると花粉が吹き出し、その後雌しべが露出する仕組みを持つ。受粉後、雌しべは周りの花びらより短くなる。筆者はアザミの種も採取し、今後の観察を続けるようだ。以前の記事では、クマバチが藤棚の周りを飛び交う様子が観察され、藤も重要な蜜源植物として認識されている。

 

主要蜜源としてのアザミ

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花とミツバチは互いに進化を促し合う関係にある。ミツバチは蜜や花粉を求め、花は受粉を媒介してもらうことで繁殖する。この共進化の一例として花の色が挙げられる。ミツバチは人間とは異なる色覚を持ち、紫外線領域まで見ることができる。そのため、人間には白く見える花でも、ミツバチには紫外線反射パターンにより模様として認識され、蜜のありかを示すガイドマークとなっている。花の色はミツバチを引きつけるだけでなく、他の昆虫や鳥も誘引する。赤い花は鳥に、白い花は夜行性の蛾に好まれる。このように、花の色は花粉媒介者との共進化の結果であり、多様な生物間の相互作用を反映している。

 

人の生活とアザミ

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オニアザミは、本州中部地方以北の山地~亜高山帯に分布する大型のアザミ。高さ1~2mになり、茎は太く、全体に毛が多い。葉は羽状に深く裂け、鋭い棘を持つ。花期は7~9月で、紅紫色の頭花を下向きに咲かせる。総苞は粘液を出す。ノアザミと比べて開花時期が遅く、花を下向きに付ける点が異なる。名は、大きく強剛な棘を持つことから「鬼」を冠する。若芽や根は食用可能。変種が多く、分類は難しい。

 

アザミの花が咲いている…、のか?

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NHK for Schoolの「たくみな受粉 アザミの秘密」によると、アザミは雄性先熟という性質を持ち、雄しべが先に成熟し花粉を出し、その後雌しべが成熟します。アザミの花の筒の中には雄しべが筒状に集まっており、その中を雌しべが伸びて花粉を押し上げます。 昆虫が花を訪れると、この筒に触れて花粉が押し出され、昆虫の体に付着します。 その後、雌しべが成熟し、先端が2つに割れて受粉可能になります。 この仕組みにより、自家受粉を避け、他のアザミの花粉で受粉する確率を高めています。 番組では、マルハナバチが訪れ、花粉を媒介する様子が観察されています。

 

藤棚の周りを飛び交うクマバチたち

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クマバチは縄張り意識が強く、特に繁殖期にはオスが縄張りをパトロールし、侵入する他の昆虫を追い払う習性を持つ。藤棚のような蜜源の豊富な場所は、メスを惹きつけるため、オスにとって重要な縄張りとなる。 チョウを追い回していたのは、メスと間違えたか、縄張りを守るための行動だったと考えられる。彼らは空中で静止するホバリング飛行を得意とし、他の昆虫を執拗に追いかける。 見た目や羽音は恐ろしいが、人間への攻撃性は低く、温厚な性格である。 針を持つのはメスのみで、オスは刺さない。

 

外来タンポポの花にはもう誰か蜜を吸いに来たかい?

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近所の在来タンポポが多い場所で、外来タンポポを探したところ、石垣の下にガク片が反り返った外来タンポポを発見。外来タンポポは3倍体で単為生殖するため、雌蕊の状態が気になった著者は接写で観察。すると、雌蕊の先端に花粉が付着していた。単為生殖は花粉か卵細胞の減数分裂の失敗が原因となるが、どちらかは記憶があいまいな様子。前記事に引き続きタンポポを観察し、在来種と外来種の生息状況の違いに着目している。

 

もうこのタンポポの花には誰か蜜を吸いに来たかい?

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近所の道端で咲いていた在来種のタンポポを観察した。萼片が反り返っていないことから在来種と判断し、受粉の有無を確認するため雌蕊を接写で観察した。タンポポは集合花であり、過去に花数を数えた学生時代の実習を思い出した。写真から、雌蕊には既に花粉がべっとり付着していたため、何らかの昆虫が蜜を吸いに訪れたと推測した。過去にシロバナタンポポを観察した記事にも触れられている。

 

花がたくさん咲いたということは?

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畑作を続けることの難しさは、土壌の栄養バランス維持の困難さに起因します。植物は生育に必要な特定の栄養素を土壌から吸収し、連作によってこれらの栄養素が枯渇すると、収量が減少します。特に窒素、リン酸、カリウムといった主要栄養素の不足は深刻で、化学肥料による補充が必要となります。しかし、化学肥料の過剰使用は土壌の劣化や環境汚染につながるため、持続可能な農業のためには、輪作や緑肥、堆肥などの有機肥料の活用、土壌分析に基づいた適切な施肥管理が不可欠です。自然の循環を理解し、土壌の健康を保つことが、長期的な畑作継続の鍵となります。

 

開花したナバナが初春の冷水に耐える

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花とミツバチは互いに進化を促し合う共進化の関係にあります。ミツバチは効率的に蜜を集めるため、特定の色や模様の花を好みます。一方、植物は受粉を確実にするため、ミツバチが好む色や形に進化してきました。人間の目には見えない紫外線領域まで含めると、花はミツバチにとってより魅力的に映ります。紫外線領域では、蜜のありかを示す「ネクターガイド」と呼ばれる模様が浮かび上がり、ミツバチを蜜腺へと導きます。花の色は、植物が持つ色素によって決まります。カロテノイド系色素は黄色やオレンジ色、アントシアニン系色素は赤や紫、青色を作り出します。これらの色素の組み合わせや濃淡によって、花の色は多様性を生み出しています。ミツバチが好む青や紫色の花は、アントシアニン系色素を多く含みます。これは、アントシアニンが抗酸化作用を持つため、植物の健康維持にも役立っていると考えられています。このように、花の色はミツバチとの共進化の結果であり、植物の生存戦略を反映していると言えるでしょう。

 

水田の出水口に生える

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水田の排水溝に堆積した土壌で、草が繁茂している様子が観察された。秋の出水以降の短期間での成長に驚き、水田からの泥が栄養豊富であることが示唆される。草の根元付近では、水に浸かり揺れる花茎が見つかった。仮に種子ができても、水路の流れで流されてしまうだろう。しかし、それもまた自然の摂理なのかもしれない、という感慨が述べられている。

 

ハコベから土の状態を教えてもらう

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ハコベ、ナズナなどの在来植物の繁茂は、土壌の状態が良い指標となる可能性があります。これらの植物は日本の弱酸性土壌に適応しており、土壌pHの上昇や有効態リン酸の過剰蓄積といった、慣行農法で陥りがちな土壌環境では生育が阻害されます。逆に、外来植物は高pHや高リン酸の土壌を好むため、これらの植物の侵入は土壌の状態悪化を示唆します。つまり、ナズナやハコベが豊富に生える土壌は、在来植物に適した健全な状態であり、野菜栽培にも適している可能性が高いと言えるでしょう。反対に、これらの植物が少ない土壌は、慣行農法の影響で化学性のバランスが崩れており、野菜の生育にも悪影響を与える可能性があります。

 

そこにハコベが現れた

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庭の有機物堆肥化エリアに、今まで存在しなかったハコベが出現した。有機物とベントナイトを添加することで、以前は繁茂していたカタバミが減少している。筆者はこれを、菌根菌の効果ではないかと推測している。しかし、緑肥の試験では逆に菌根菌がハコベを抑制することが多い。栽培しやすい土壌ではハコベなどの特定種の雑草が優勢になることが知られている。筆者は、菌根菌以外の要因を探る必要があると考えている。

 

菌根菌は草の多様性を減らす?

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菌根菌との共生により特定の植物種(イネ科)が優占化し、植物多様性を低下させる事例がある。しかし、ナズナ優占化の原因を菌根菌に求めるのは難しい。ナズナはアブラナ科であり、菌根菌と共生しないためだ。「栽培しやすい土壌」でナズナが増加した要因は、菌根菌以外に求めるべきである。

 

開花するにはちと早いのでは

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2月中旬、道端でカラスノエンドウらしき草に花が咲いているのを発見。カラスノエンドウの開花時期は3月頃なので、開花には早いと感じた。最近の暖かさで開花が早まったと思われるが、今後の寒波で影響がないか心配している。とはいえ、カラスノエンドウは比較的強い植物なので、おそらく大丈夫だろうと考えている。

 

寒起こしの水田でハトたちが集まる

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甲虫の越冬戦略は、土壌中で休眠すること。土壌の温度と湿度は比較的安定しており、捕食者からも隠れられるためだ。休眠中は代謝が低下し、エネルギー消費を抑える。土壌の深さは種類によって異なり、コガネムシは深い場所を好み、ゴミムシは浅い場所を好む傾向がある。冬季の土壌凍結は甲虫にとって致命的となる場合があり、凍結深度が種の分布に影響を与える。また、休眠中の甲虫は土壌微生物の活動にも影響を与え、分解プロセスに関与している可能性がある。さらに、土壌中の甲虫は鳥類や哺乳類などの餌資源となり、生態系において重要な役割を担っている。

 

摂津峡の巨岩を盾にして

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高槻の摂津峡公園には、巨岩とホルンフェルスが見られる渓谷がある。巨岩の下に堆積した砂地の水際に、増水すれば水没すると思われる緑色の植物が生えていた。葉は厚く光沢があり、クチクラ層が発達しているように見えた。この植物は他の場所でも見かけるが、水際以外でも同様の特徴を持つのかは確認していない。著者は、なぜこの植物が水没しやすい場所に生えているのか、疑問に思いながら帰路についた。

 

地衣類のいる場所

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著者は、桜の幹に地衣類が多いという当初のイメージを再考している。摂津峡公園の桜広場で見かけた地衣類から、大都市の桜並木で地衣類が少ない理由を考察した。国立科学博物館の情報を参考に、地衣類、特にウメノキゴケは排気ガスに弱いことを知る。摂津峡公園の桜広場は高台にあり、車の通行が少なく、排気ガスの影響が少ない。さらに、桜の名所として剪定などの管理が行き届き、地衣類にとって日当たりが良い環境である。これらのことから、桜の幹と地衣類の相性というより、人為的な管理によって地衣類が生育しやすい環境が作られている可能性を指摘する。

 

老木が樹皮が剥がれながらもそこにいる

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老木は、繰り返し剪定されながらも長い年月を生き抜いてきた。樹皮は剥がれ、辺材は朽ち果てているが、それでもなおそこに立っている。剥がれ落ちた樹皮は根元に堆積し、土へと還りつつある。やがて自身も朽ちて土になることを考えると、木は自身を周りの環境と一体化させながら生涯を終えることになる。この木の姿を見て、そのような心境はどのようなものかと思いを馳せた。関連記事「木の新陳代謝と地衣類たち」の要約は提供できません。記事の内容が提供されていないためです。記事へのアクセスがあれば要約を作成できます。

 

土とタデ科の根とタンニン

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タデ科の植物、特にスイバは、荒廃地や痩せた土地で先駆的に生育する重要な役割を持つ。その理由は、根に含まれるシュウ酸が土壌のリン酸を可溶化し、他の植物の生育を促進するためである。さらに、スイバはアレロパシー作用を持つ可能性があり、他の植物の生育を抑制することで自らの生存を確保する。しかし、土壌が肥沃になると、スイバは他の植物との競争に敗れ、姿を消す。これは、スイバが過酷な環境でこそ真価を発揮する、パイオニアプランツとしての特性を示している。このサイクルは、土壌の肥沃化と植生の遷移に重要な役割を果たしている。

 

タデ科の草の根を見る

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筆者はタデ科の草、おそらくスイバの根を観察した。掘り出した根は黄色く、漢方薬に使われるスイバの根の特徴と一致していた。冬の寒さにも関わらず、多数の新根が生えており、冬場も植物が発根することを実感。この事実は緑肥栽培において励みになる。さらに、かつて師事した際に、生育中の緑肥を掘り起こし、根の形を比較する学習をしたことを想起した。

 

一見ふわふわそうに見えるものでも

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一見ふわふわに見えるアワダチソウの種は、近寄って見ると意外な構造をしている。遠くから見ると白い綿毛のように見えるが、拡大するとトゲトゲしているように見える。さらに拡大すると、トゲではなく硬い繊維状の糸が集まっていることがわかる。風に乗り遠くへ飛ぶための仕組みだが、綿のような柔らかさとは全く異なり、硬い繊維質でできている。これは、先入観と現実の差を示す興味深い例である。

 

落ち葉の下の草たちは落葉に何を思う

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桜の落葉が始まり、根元は落ち葉の絨毯に。紅葉の鮮やかさは寒暖差が影響し、アントシアニンを蓄積することで活性酸素の生成を防ぐためという説がある。鮮やかな葉ほど分解が遅く、土に還るのに時間がかかる。落ち葉の下の草にとって、赤い葉と黄色い葉、どちらが良いのだろうか? 赤い葉はフェノール性化合物が多く、土壌には良さそうだが、草にとっては直接触れるのは避けたいかもしれない。

 

なぜそこにシダ植物がいるのだ?

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長野県栄村の山を切り崩した場所に、シダ植物が繁茂している様子が観察された。夏前は草もまばらだった場所だが、切り崩し前はシダが生えていた。シダは日陰のイメージがあるが、ここは光を多く受ける場所だ。種子でなく胞子で繁殖するため、休眠していたとは考えにくい。周辺のシダが素早く進出したのだろう。シダは日当たりの良い場所でも生育できることが分かり、霧の多さが生育に適した環境を提供している可能性も考えられる。

 

アスファルトすれすれのユリの花

排水口のところから大きな花が咲いていたので目に付いた。引っ張ってみたけど抜けなかったので、この中で発芽した草らしい。近づいて撮影してみた。夏の炎天下でアスファルトがめちゃくちゃ熱い。確か蕊って暑さに弱くなかったっけ?こんな地面すれすれだと虫も熱くて寄りつけないのでは?と思ってしまう。この花が何か知らないけれども、おそらくテッポウユリかその近縁の花であるとすれば、下記のページで自家受粉可となっているので、蕊が熱でやられないかだけの

 

サツマイモ対ヤブガラシ数日後

いつもの通り道の横にあるサツマイモ。ここはサツマイモ対ヤブガラシの記事で触れた」ヤブガラシがサツマイモの葉に巻きつきたいけれども巻き付けないところで、毎日ヤブガラシの様子を見ていたのだけれども、葉が多くなってきて、巻きひげの発生数も増えたからか、自身の葉を犠牲にしながらサツマイモの先に巻きつけたっぽい。とりあえずおめでとうと言いたいところだが、巻きつけた割にはヤブガラシはあまり優位に立てていない。

 

アリの巣の周辺の砂

アリの巣があった。アリの巣をマジマジと見なくても、アリが少し深いところから砂利を地表に出していることは容易に分かる。有機物なさげの砂だね。周辺の地表の土を見ると、細かい粒子がねじ込まれたようだ。※縮尺が異なるけれども、ガラス質の砂(おそらく石英)の大きさから縮尺を相対的に判断してね。記憶の中では真砂土は白かったアリが掘り出すことによって、少し深いところの砂が地表に出て、代わりにアリの巣の中には酸素が入る。アリの巣

 

マルバアサガオがヨモギを避けるように伸長してる

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街路樹の根元で、マルバアサガオがヨモギを避けるように伸びていました。ヨモギはアレロパシーを持つため、マルバアサガオはヨモギが繁茂していない場所で発芽したと考えられます。さらに、マルバアサガオの伸長方向もヨモギの揮発物質によって制御されている可能性があります。植物は香りを利用して陣取り合戦を行うという興味深い現象を観察できました。 マルバアサガオがヨモギを覆い尽くすことができるのか、今後の展開に注目です。

 

クズに囲まれたシダ植物

フェンスのところにシダ植物と、この植物を囲うようにクズが自生していた。この場所は先日まで草だらけだったでフェンスが見えなかったところだけれども、草刈りによってフェンスが見えたところ。シダは日陰に自生しているイメージだけれども、草刈りによって日向で目立つようになった。大小様々なシダ植物を見て、太古の環境に思いを馳せるこのシダだけれども、よくよく見てみると、左側に何やらツルっぽいものがある。これはクズの茎か?クズはつい先日ま

 

サツマイモ対ヤブガラシ

花壇でサツマイモが育っている。赤い丸で囲った個所をよくよく見てみると、ヤブガラシがいる。ヤブガラシといえば強力な巻きひげで伸長し続けるとても強い草だけれども、上の写真のヤブガラシはなんとも貧相に見える。ヤブガラシは重要な棒から意地でも離れないサツマイモは巻きひげはないけれどもつる性植物なので、なんとなく似たもの同士の強い草で、ヒルガオ科の強さに期待するヤブガラシはサツマイモに対してうまく巻き付けずに苦戦してい

 

梅雨の時期のキノコたち

梅雨真っ最中。激しい雨が降ったと思ったら雨が止み、時々小雨が降るといった日が続く。気温は高く湿気も高い。そんな中、落ち葉が堆積して、その上にコケが生えているところにキノコが目立つ。フェアリーリング(菌輪)のような生え方だけれども、この個所は狭いから四角になるようにキノコが生えている。菌輪 - WIkipediaコケは水を含み、コケの下の有機物は湿った状態で、キノコの菌は活発になっているのだろう。コケを理解したければ霧吹きを持てというけれ

 

ウキクサが田の底で根付いている

近所の田のイネがすくすくと育っている。イネの根元で、ウキクサが急速に繁茂している。この水田を管理している方が時々ウキクサをすくい上げて、ウキクサを乾かして露地野菜の肥料にしているらしいけれども、それでもウキクサは増え続ける。このウキクサの写真をよくよく見てみると、田の底で浸水しているにも関わらずウキクサが根付いている。おそらく先日田から水を抜いた時に根付いたものたちだろう。浮いてても良いし、根付くことも出来る。こ

 

クズの重みに屈してしまったササのお話

歩道を覆うように端に自生するササがしなっている。最近の雨で急成長したか?いや、これはササだけではない。クズがササの上に覆いかぶさっている。クズがササの茎や葉問わず様々な器官に巻き付いて、クズの重みでササが曲がってしまったらしい。クズがササの先端を超えてしまい、そのまま道路に向かってツルを伸長し続ける。ササがまっすぐ伸長しようが、曲がろうが、クズにとっては太陽光を浴び続けられる場所に居続けられる。ク

 

カモたちが水田に集う

いつもの水田にカモが集まっている。緑藻が覆った水田の数日後この水田は近くに流れの緩やかな幅の広い一級河川があり、その川から水を引いている。近くの川には様々な生き物がいる。そんな環境が近くにありつつ、カモたちは時々水田にやってくる。カモが集まってくる理由といえば、おそらくだけれどもここに豊富な餌があるからだろう。ここにある餌とは何だろう?カブトエビか?カブトエビといえば、恐竜が生きていた頃の時代の地層から見

 

緑藻が覆った水田の数日後

春の入水後に緑藻が繁茂した前回の話で毎日通っている道沿いにある水田で入水後にしばらく静置していたら表面を緑藻が覆った。緑藻に覆われたところを数日後に再び見てみたら茶色っぽくなっていった。という内容を記載した。そこから更に数日後に再び水田を見てみたら、底が見えるぐらい水田表面は澄んでいた。水田表面を覆った茶色い層はおそらく動物プランクトンだったと予想しているのだけれども、彼らはどこに行ってしまったのだろうか?既に生を全うしていて、水田の底

 

春の入水後に緑藻が繁茂した

毎日通る道に生産緑地があって、水田がまとまった地区がある。そういえば、都市型農業の水田を毎日見る機会は今まで無かったなと、毎日水田を意識しながら移動してみた。5月の大型連休も終わり、梅雨へと向かう時期、徐々に田に水入れを始めていたわけだけれども、春の入水入水が終わり、しばらく静置していると、水の表面が緑で覆われていた。緑藻が一気に繁茂したのだろうか。太陽と海と藻類たち諸々の事情で撮影できなかったけれども、もっと緑に覆われている水田が

 

春の入水

近所の田が水を入れ始めている。入水を知ってか、※持っていたデジカメのズームではこれが限界田の周りに鳥が飛び交っている。これはこの時期の風物詩みたいなもの。きっと、突然水が入り込んだ環境で、土壌中にいた虫たちが急いで地表に現れたのだろう。それを鳥が食べる。土壌中の虫にとっては今まで更地だったのが、突然沼のような環境に変わるなんて天変地異並の変化だろう。虫の視点になってみると、今まで住んでいた場所が突然沈む。沈む前に急い

 

佐賀平野に黄金色の麦畑が広がる

佐賀県佐賀市に訪れる機会があった。車で走っていると、辺り一面収穫間近の麦畑が広まっていた。畑毎に色が異なっていたので、様々な種類の麦が栽培されていたのだろう。撮影した麦畑は、私のムギに対する拙い知識からおそらく六条大麦だろうと判断している。2019年5月23日追記写っている作物は小麦ではないか?とのことでした周辺で野生化していたムギがいて、その株がまだ緑だったのでそのムギを載せるとこんな感

 

先行する夏草が蕊を出す

GWも終わり、半袖でも暑いと感じるような季節に突入しつつある。道端の草もロゼットやカラスノエンドウよりも遅めに生える夏草が目立ち始めた。そんな中で比較的はやくに伸長するイヌムギが花を咲かせていたわけだけれども、おっと。花の下に何か見える。蕊が出ていたので、今まさに自身の成長を終え、子孫を残す段階なんだなと。夏草の中では比較的はやくに一生を終えるイヌムギの受粉を見ると、これから夏が始まるのだなと感じる。イヌムギ圧勝、と思い

 

酸いの葉と書いてスイバ

暖かい季節になり、道端には様々な草が生え始めた。その中で、うっすらと火炎のような咲き方のスイバ(かその仲間)が目立つようになってきた。草の名前のちょっとした慣習で、3文字で心地よい音に感じられる草の名前は人の生活にとって有用な可能性が高いという言われに従うとスイバは個人的には心地よい音に入る。スイバと言えば茎を途中で切って、茎の汁を吸ってみると酸っぱくて美味しいという話を良く聞くけど、これが人の生活に有用であることと繋がるのだろうか?と

 

街路樹の下でよく見かけるオレンジの小さな花

GW前に撮影していて触れるのを忘れていた。街路樹の下や、アスファルトの割れ目あたりで時々見かけるオレンジ色の小さな花。見た目は可愛らしい花なのに、やたらと強靭な生え方をしているこの草はおそらくナガミヒナゲシだろう。ナガミヒナゲシ - Wikipedia様々な本やサイトで警告されている草なので印象に残っている。この草は強力なアレロパシー作用をもつ物質を分泌しているとされ、一つの花から出来るタネの量が非常に多く、しかもタネが未熟でも発芽する

 

ただならぬ存在感

世間ではゴールデンウィークに突入した。ゴールデンウィークといえば、4月下旬から始まる大型連休で、4月下旬といえば、衣替えの時期でどれ程薄着にすれば良いか悩んでしまう。回りくどい言い方をしたけれども、要は暖かくなったということだ。近所の公園では様々な草が太陽光の競合をはじめ、生育を競い合う頃で、大体の草が生えそろったかなという頃合いでもある。そんな中、なんか写真中央の草が妙に存在感を発揮している。これは葛(

 

イヌムギ圧勝、と思いきや

春というか、これから暖かくなる時期の風物詩といえば、イネ科の草が旺盛になりはじめることだろう。ここではイネ科のイヌムギあたりが花を咲かし、そろそろ結実する頃だろう。そのねじれに秘密あり、な気がするイヌムギが圧倒的優勢に見える中、まだ花を咲かせていないクローバが埋もれてしまった。このクローバは花を咲かせて結実することは出来るのだろうか?そんな中で、葉すら見えないナズナ(ぺんぺん草)がもう結実しているところを見る

 

幸せのアルサイクローバ

毎日、このような農道を移動しているのだけれども、道の脇に様々な草が自生しているのを見ながら移動している。イネ科の草とクローバが生えているなと……ちょっと待てよ。白クローバと思いきや、これはアルサイクローバではないか?イネ科とマメ科の緑肥の混播白い花弁が主で、上に向かう程ピンク(薄紫)になっているのは、白クローバと赤クローバの間の子のアルサイクローバではないか!緑肥として活用して

 

クローバの斑紋は何故あんなにも綺麗なのだろう?

暖かくなってきた季節、クローバの生育が旺盛になってきた。普段通っている道で様々なクローバを見かけるけれども、こんな感じの模様があったり、模様がぼやけていたり、模様が無かったりする。これは斑紋(はんもん)として捉えるらしいけれども、模様には個体差があるみたいだ。クローバには様々な種類があって、別の種類なのでは?という疑問が発生するかもしれないけれども、上の写真はどちらもおそらく白クローバだ。

 

芥川の桜の季節はこれからだ

4月も後半に入り、前半に各地で盛り上がっていたサクラの季節と花見の話題は挙がらなくなってきた。という冒頭はここまでにしておいて、ほぼ毎日自転車で走っているところで、おそらくサトザクラの関山(カンザン、もしくはセキヤマ)の並木が花を咲かせていた。カンザン - Wikipediaこの並木をよくよく見ると、蕾が開花しかかっているので、これからここの並木は満開を迎える。関山並木をこしらえるなんて、粋なことをするじゃあない

 

河原の砂利上で植物たちは住み分ける

昨月末に京都から大阪に引っ越して、摂津峡の近所に住むことになった。再び高槻の摂津峡に目を向けてみると摂津峡という名称であるため、摂津峡 - Wikipediaここには岩がゴロゴロとした川がある。撮影した箇所はそろそろ渓谷を抜けるところで、このように砂利が堆積した箇所もところどころにある。川は様々なことを教えてくれる。砂利が堆積したところは、所々に草が生えているわけだけれども、

 

本有川土手の初春の陣

前回の記事の諫早公園に行く時、本明川に沿って土手を歩いていった。長崎県諫早市の諫早公園に行ってきた土手は平らでこんな感じで原っぱになっていた。3月後半の長崎は温暖で草は活気づいていた。活気づいていたということは植物たちが競い合っているということで、草達の陣取り合戦が勃発していた。遠くから見るとダイコンのような花が目立った。この花はロゼットの生育型で、優勢なように見えて光合成を盛んに行う箇所は周辺の植物達によって覆われていた。

 

一直線に高い木

ヤシ(?)を見かけた。隣の建物と比較して、大体3階の位置あたりまで伸長しているだろうか?とても高くて、道路の端ギリギリまで寄ったけれども、根元を含めて全体を撮影することができなかった。にも関わらずだ、写真に写っている箇所を見ると、光合成を行うことが出来る葉の箇所は先端のわずかだけだ。途中でポッキリと折れた場合、途中から伸長を再会することが出来るのだろうか?なんてことを思った。実際のところはどうなのだろう…

 

その石はまるで堤防

奥から手前に水が流れてくる人工的な小川があり、途中に飛び石で川を横断できるようになっている。飛び石の個所に近づいてみると、※右側が上流で左側が下流飛び石によって水の流れが変わっているわけだけれども、もう一つ注目したいことがある。※左側が上流で右側が下流水が冷たいこの時期にも関わらず、アブラナ科の草が石の下流側でこんもりしていた。※右側が上流で左側が下流この写真を見ると、並んだ石によって、石の下流側の流れが

 

エンドウの寒さへの強さの秘密はどこにあるのかい?

つい先日まで正月だと思っていたのに、はやいもので1月も後半に突入した。そろそろ寒い2月が始まる。そんな中道端の草たちの中で、○○エンドウと呼ばれているようなマメ科の草が繁茂していた。この草らは昨年11月あたりに敷き詰められた石の間から線路の敷石の隙間から芽生えていたものだ。この寒い中、葉色は薄いが、先端に巻き髭が生えていたりと伸長は続いている(はず)。栽培品種のエンドウも含め、


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