先日の長野県下水内郡栄村小滝集落の小滝の夜学の前に
千曲川対岸に位置する他の集落で少々山を切ったところに訪れた。
夏前には写真の個所は露出していたが、草はポツポツと生えた程度だったらしい。
俗にいう土になり始めの場所というところか。
ここを眺めていて、
小さな山を切り崩す前は表層から深いところに
シダ植物が生えていた。
シダ植物といえば、日陰で育つイメージがあるけれども、一番光を得やすいところにいる。
こんなに優位なところにシダ?
シダ植物は種子ではなく、胞子で繁殖するので、小山を切る前に土に埋もれて休眠していたということもないだろう。
おそらく周辺のシダがいちはやくこの場所に到達したのか。
シダ植物はこういう沢山受光できる場所でも生えることが出来るのね。
霧になりやすいから棲息できるのかなと。