
CECを測定するとき、標本の土に対して、一度酢酸アンモニウムで土に付いているミネラルをアンモニウムと交換する。
塩化カリウムで再度交換して、はがれたアンモニウムを定量するとあった。
ここでいう交換というのは、陽イオン交換を指すわけで、


(H+は有機酸を意味しています)
土壌に吸着されていた要素をはがして、植物が土壌の肥料分を吸収する時と同じ原理を利用している。
となるとだよ。
酢酸アンモニウムという弱酸の塩でさえ、土のミネラルの大半(のはず)と交換できるとするならば、硫安(硫酸アンモニウム)という強酸の塩を施肥したら、CECの測定の時よりももっと大量に交換されるんじゃね?
つまりは、硫安施肥で苦土あたりの養分が溶脱する。
ということはだよ、肥料成分の偽装に関する意見についての時に革粉の代わりに硫安を入れたという話があって、残留性云々の話を書いたけど、それ以上にミネラルの効きも弱めていたということにもなるわけで、
この肥料を利用していた方は、自分の想像を超える程の野菜の質の低下を招いた可能性があったわけだな。
世の中、いろいろと終わってんな。




