前回の大麦麦芽とは何か?の記事までで、ウイスキーの製造の知見に素敵な何かが詰まっているような気がしている。
ウイスキーは大麦麦芽とピートを基にして発酵を進めるとあったが、ピートとは一体何なのだろう?
というわけで調べてみると、ピートとは泥炭である。
泥炭といえば、
こんな感じで湿地の底に植物の遺体が堆積して、更に堆積して湿地が埋まる。深くなればなるほど、圧力と熱が増して固って生物由来の岩(堆積岩)になる。
これが泥炭で、ウイスキーの製造ではこの泥炭を利用するらしい。
Wikipediaの泥炭の使用用途から抜粋してみると、
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スコットランドではスコッチ・ウイスキーの製造で大麦を発芽させて麦芽にした後、麦芽の成長を止めるために乾燥させる際の燃料として、香り付けを兼ねて使用される。この時つく香気をピート香と言う。
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泥炭といえば、水酸基(-OH)をたくさん持つフェノール性化合物(つまりは腐植酸)を豊富にある。
それを燻すことによって煙によって大麦麦芽に香りを付与する。
ここまででとりあえずピートにはラウリン酸の要素がないことがわかった。
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