上の写真は2020年10月15日に撮影したもの



これは同じ木(シラカシ)で2020年10月30日に撮影したもの

堅果の厳密な比較対象ではないけれども、緑色をしていたドングリの色が茶色になり始めていた。


ドングリをマジマジと見ていると、気になることがいくつか出てくる。

ドングリの果皮の茶色い線の模様は何だろう?とか


そんな疑問に対して、



京都大学学術出版会から出版されている原 正利著 どんぐりの生物学 ブナ科植物の多様性と適応戦略という本が丁寧に応えてくれる。



まずは未熟ドングリが緑色をしている件だけれども、これは葉緑体の色であるらしい。

ドングリの構造の詳細は端折るけれども、ドングリ表面に固くて透明な外果皮があり、その内側に中果皮があり、そこに葉緑体がある。

葉緑体に合わせて、ドングリの成長に必要な養分を運搬するために維管束があり、この維管束が周辺と色が異なり、ドングリに縦の筋模様として見えるようになる。


ドングリが熟成するに従って、葉緑体や維管束がなくなり、ドングリの色が茶色へと変わっていく。

光合成に必要だった成分はそのままドングリに残るのかな?

亜鉛欠乏と植物のオートファジー