ゼオライトのCECまでの記事で天然ゼオライトについて触れてきた。
天然という用語があれば、区別する為に他の用語もあり、ゼオライトに関しては人工ゼオライトという用語がある。
人工ゼオライトについて触れれば、ゼオライトの理解は更に深まるはずなので、人工ゼオライトについて調べてみることにした。
人工ゼオライトについて検索をしてみたところ、逸見彰男著 地球循環型の機能性新素材「人工ゼオライト」農業および園芸第 84巻 第1号 (2009年)にたどり着いた。
上記の報告では人工ゼオライトの製造に関して下記のように記載されていた。
石炭の燃焼時の高温下で熔融し、念冷された後、ガラス質となって灰の中に存在する。
このガラス質は不純物を含む非品質ケイ酸アルミニウムで、土壌中にあるアロフェンと似ている。
アロフェンはアルカリで処理すると結晶化しゼオライトに変化する。
石炭灰に含まれる非品質ケイ酸アルミニウムもアロフェンと同様でアルカリで処理をするとゼオライトに変化し、これが人工ゼオライトになる。
上記の方法で生成された人工ゼオライトのSi/Al比は2.53と記載されていた。
人工ゼオライトのCECは高そうだけれども、これをそのまま農業資材として使用することは出来るのだろうか?