コンバインで収穫した後の田には粉砕された藁が敷き詰められている。
細かくなった藁のところを覗いてみると、
こんな感じで冬の草(ロゼット)等が生え始めている。
しかし、この草はすごく綺麗に展開している。
深い鋸歯が藁のちょっとした隙間をかいくぐって、これから効率的に展開していくのだろうと安易に想像できる程だ。
粉砕された藁が冷たい風を和らげてくれるだろうということも想像できる。
今の時期から有利になる草には、今回のような感じで過酷な冬を乗り切る様々な工夫が見られる。
どんな進化を辿ってきたら、こんなにも美しい形になるのだろう。