味噌の香りのフェニルエチルアルコールの記事に引き続き、味噌の香り化合物について。
味噌の香りで触れておきたいものとしての残りで、1-オクテン-3-オールという化合物がある。
この手の化合物系の話題の時にいつも行っている習慣として、過去記事で既に触れているか?ということを確認するために記事検索がある。
というわけで、早速1-オクテン-3-オールで検索をしてみたところ、
香りマツタケの香りはどんなもの?の記事が引っかかった。
どうやら、1-オクテン-3-オールはマツタケの香り化合物であるらしい。
この記事を書いたことを覚えていない…
4年半前に投稿した記事なので、覚えてなくて当たり前と自分を慰めつつ話を進めることにする。
1-オクテン-3-オールは不飽和脂肪酸であるリノール酸から合成されるそうだ。
この内容を読んだ時にふと頭に浮かんだ事がある。
市販されている味噌は脱脂大豆を使っている事が多いので、原材料でリノール酸が減っている可能性があるのでは?と。
そうなると、市販されている味噌はキノコっぽい風味が減っていると?
味噌汁の具にキノコを入れたら、脱脂していない大豆で作った味噌に似ていくのかな?なんてことを思った。
そんな単純な話ではないか!?