アンモニアを酸化剤で反応してみるとまでの記事で、土壌中にある化合物の酸化還元について見てきた。


この流れで、活性酸素のうち、土壌中で最も重要になる(と個人的には思っている)過酸化水素(H2O2)について詳しく見ていきたい。


過酸化水素は活性酸素であるので酸化剤であるが、活性酸素よりも強い酸化剤がある場合は還元剤として働くことがあるという事を何処かで聞いたことがある。


ということで、土壌中にありそうな強い酸化剤についてを考えてみた。




強い酸化作用を持ちそう且つ土中にありそうなものを考えてみるとマンガン(Mn)が思い付く。

酸化剤としてのマンガンを検索をしてみると、三価マンガン(Mn3+)という名称を見かけた。


天然で存在していそうな三価マンガンについて検索をしてみたら、酸化マンガン(Ⅲ)というものを見かけ、


Bixbyite-160214

Rob Lavinsky, iRocks.com – CC-BY-SA-3.0, CC 表示-継承 3.0, リンクによる


ビクスビ鉱という鉱物に酸化マンガン(Ⅲ)が含まれているそうだ。

ビクスビ鉱 - Wikipedia

酸化マンガン(Ⅲ) - Wikipedia


次に気になるのが、日本の土壌において酸化マンガン(Ⅲ)は普遍的に存在しているのか?土壌中で過酸化水素と反応し易いのか?になり、前者の方から調べてみることにする。




酸化マンガン(Ⅲ)ではなく、三価マンガン(Mn3+)での話だが、宮田直幸等 微生物によるマンガン酸化物の生成:微生物‒金属相互作用と環境技術への応用 マンガン酸化菌研究における4つの課題 - 化学と生物 Vol. 58, No. 10, 2020で土壌中に二価マンガン(Mn2+)から三価マンガン(Mn3+)に酸化する微生物は普遍的にいるそうだ。


Manganese-2-sulfate-tetrahydrate-sample


二価マンガンが酸化マンガン(Ⅱ)(MnO)や硫酸マンガン(MnSO4)だとして、これらのマンガンが酸化して三価マンガンになるのかな?

酸化マンガン(Ⅱ) - Wikipedia

硫酸マンガン(Ⅱ) - Wikipedia