そのままでも発火しても温室効果ガスのメタンの続き

有機物が嫌気的な環境におかれると、

最終的にメタンになるという話を記載した。


メタンはそのままは非常に強力な温室効果ガスで、

発火させると二酸化炭素を排出する。


このメタンを調べる時に

解説 メタン生成と嫌気メタン酸化の酵素化学 化学と生物 Vol. 52, No. 5, 2014

を読んだのだけれども、


冒頭に下記が記載されていた。

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嫌気環境で生産されたメタンの多くは好気的環境に拡散し,好気的メタン資化性菌によってCO2にまで酸化される。この場合,酸素を使ったメタンモノオキシゲナーゼによって酸化される。

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上記で紹介した書籍の307ページより引用


メタンモノオキシゲナーゼとは何だろう?ということで再度検索してみた。


メタンモノオキシゲナーゼの反応は、

CH4 + NAD(P)H + H+ + O2 →CH3OH + NADP+ + H2O

でメタン(CH4)を酸化してメタノール(CH3OH)を生成する。

解糖系という反応

メタンモノオキシゲナーゼ - Wikipedia

メタノール - Wikipedia


もう一つ検索に引っかかった中で興味深いものとして、

概要のみになるけれども

生物の銅二核中心によるメタン酸化 | Nature | Nature Research

というものがあった。


ざっくりと書くと、

メタンモノオキシゲナーゼ(MMOと略す)は金属酵素で、

大きく分けて鉄に依存するものと銅に依存するものがあるとのこと。

I-W系列と各微量要素




好気性メタン資化性菌によってメタンからメタノールになる反応を見たけれども、

メタノールも酸化によってエネルギーを取り出せるので、

自然環境下では

2CH3OH + 3O2 → 2CO2 + 4H2O

で酸素を用いて、二酸化炭素と水になる。

酵素の中の電子達


これで恐竜の大型化についてを見る準備が出来た。

恐竜と石炭と酸素