九条ねぎの京都知七さんで社内研修の復習をしましたで新鮮な鉱物という内容があったので、細かい川砂を調達して畑に入れたら良くなったという話題があった。
正直驚きでした。
話は変わって、高アルカリ性の温泉から土を考えるでとある鉱物が変質して粘土に変わる際、水素イオンを取り込み周囲のpHを上げながら粘土になるものがあるという内容を記載した。
それを踏まえた上で、客土で川砂を入れる意義について再び触れてみることにする。
川砂客土の前に畑作 → 水田 → 畑作の輪作を考えると、水田では川から水を引いた時に混濁の川の水が水田に流れ込むことによって、水に溶けている粘土(有機物も含む)やミネラルが水田に蓄積されているという話であった。
ミネラルを含む鉱物の中で粘土に変質する際にpHを上げるものがあるとするならば、水田との輪作を行うことによって流れ込む濁った水によって、土壌はミネラルだけでなく緩衝性も獲得していることになる。
粘土といっても様々な種類があって、緩衝性を高めず、ただ土を固くするだけのものもあるからそこは注意が必要だけど。
これを踏まえた上で川砂の客土を考えると、
川砂は川からの濁った水よりも目の粗い鉱物が入り込むため、上で挙げたような変質する前の鉱物の割合が多いと考えられるため、ただ土を固くするような粘土の割合は濁った水より多くないと考えられる。
前回も記載したけれども、中央構造線や温泉を介して、土についてより深く知ることができた。