菌と細菌についてまでの話題を経て触れたかった問題として、

軟腐病の蔓延を阻止したいというものだった。


軟腐病菌はグラム陰性の通性嫌気性の細胞で、

増殖が速く?、有効な殺菌剤がないとされている。

通性嫌気性とは?


今までの記事で軟腐病の被害を減らすために

植物本来備えている免疫作用を刺激して、感染時に備えることで被害を減らす

という手が有効らしいということがあった。

軟腐病菌の侵攻を止めるには?


防御を強化してから、感染時に殺菌剤で対応する。

そうすれば、確度は相当上がるはずだと…

対軟腐病


話題には出していないけれども、

殺菌剤として使用するものは銅剤放線菌等が合成する抗生物質がある。

銅の機能を活かした農薬、ボルドー液


実はこのような背景があって、

良い土の匂いは放線菌によるもの?という記事を投稿した。


抗生物質の合成は土壌中の微生物に頼っているのであれば、

そもそもの話でその微生物が土壌中で活発であれば、

軟腐病菌が極端に増殖することを阻止できるわけで、

菌と細菌についてという記事を投稿して、細菌の理解を深めた。


どうやら放線菌は絶対好気性という特徴から酸素がふんだんにある環境が必要で、

軟腐病菌の得意とする環境とは真逆であるということがわかった。


つまりは、

放線菌の好む環境を用意すれば、

軟腐病菌の過剰な増殖を抑えられることができるようになるわけだと。


諸々端折るけど、


良さは矛盾の中にある


つまるところ、

排水性を持ちつつ、保水性を持つ環境を目指して、

大雨の日でもすぐに水が引いてくれるような環境を目指し、

絶対的な好気性の状態を如何に継続させるか

に尽きるわけですね。


確かに

排水性を徹底していた師のところでは、

軟腐病は時々発生していたけれども、

最近挙がってくるような深刻性はなかったな。

エノコロを見て思い出す師の言葉


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