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青い石を理解するために鉱物の緑泥石化作用を見るの記事で栽培者にとって重要な青い石のうち、青い要素である緑泥石化について見た。


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長野の栄村小滝集落の米づくり


玄武岩に含まれる黒雲母が熱水という弱い変成作用によって、


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枕状溶岩の空隙にはゼオライトが充填されている


緑泥石となり、岩全体が緑色になることがわかった。

緑泥石を中心にして


ただ、これでは冒頭で触れた青い石こと、緑色片岩ではない。




緑泥石化した玄武岩は海底火山に因るものだという話題に戻り、海底火山は主にプレートができる場所(現在のハワイ辺り:ホットスポット)で多く、海のプレートに乗って、長い時間をかけて日本列島へとやって来る。


この内容は


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以前、石灰岩の成り立ちから石灰性暗赤色土を考えるの記事で触れた。

上の図でいうところの玄武岩の記載が緑色岩に相当する。


これらの海のプレートの上に堆積した岩は陸のプレートとぶつかった時に隆起して陸地となるが、


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一部は陸のプレートの下へと沈んでいく。

これは個人的な解釈になるので参考にならないが、結晶片岩に緑色片岩が多いのは、海のプレート上に堆積の際に一番下に玄武岩(緑色岩)が位置していて、上に堆積されたチャート等は沈む前の隆起で陸地化(付加体)して、下の方の玄武岩は隆起しなかったことに因るのではと予想している。

ここらへんの内容もどのような解釈がされているのか?をいずれは見ていきたい。


話は戻って、陸のプレートの下へと沈み込んでいった緑色岩は陸のプレートの重みと、地下深くで発生する熱により強い変成作用を受け、


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田道間守が目指した常世の国はヤンバルの事か?


薄くなった岩が重なった緑色片岩となる。

これらの岩は上の写真を見てもうっすらわかる通り、薄い層が剥がれやすく、剥がれた層は弱い力ですぐに粉砕できる。


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青い石は基がミネラル豊富な玄武岩であって、その玄武岩に海水由来のミネラルが含まれた後、粉砕によってミネラルを取り出しやすく且つ2:1:1型粘土鉱物であるため腐植との相性が良い。

火山灰に含まれる粘土鉱物たち

粘土鉱物が出来る場所、海底風化

緑泥石から土の形成を考える


まさに栽培者が求める機能が青い石には詰まっている。




今回の話で、結晶片岩は陸のプレートの地下深くで形成されるという内容を記載したが、この石はどのようにして隆起してきたのか?という疑問が残る。

上記の内容について記載されているものは今のところ見かけていないので、ここらへんの内容も読み進めていきたい。

三波川変成帯の岩石 | 大鹿村中央構造線博物館


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