土壌中に過酸化水素よりも強い酸化剤はあるか?の続きの記事で、土壌中に強い酸化剤として三価マンガンはあるか?という内容を記載した。
今回は酸化剤から少し離れて、

四価マンガンこと二酸化マンガン(MnO2)の特徴について触れておく。
二酸化マンガンに関して、Wikipediaに記載されている内容を確認してみると、無機触媒として利用という説明文を見かける。
この無機触媒というのは一体何なのか?
(無機有機関係なく)触媒というのは、
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触媒(しょくばい、英: catalyst)とは、一般に特定の化学反応の反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しないものをいう。生体内の触媒は酵素と呼ばれる。
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というものになる。
自身は反応の直後で変化しないというのが重要で、具体的な反応を見てみると、過酸化水素(H2O2)と二酸化マンガン(MnO2)の反応がある。
過酸化水素を含む溶液に二酸化マンガンを加えると
2H2O2 → 2H2O + O2
の反応が促進される。
上記の反応を踏まえ、土壌に(過酸化水素を活用した)酸素供給剤を散布すると、土壌中の二酸化マンガンが触媒となり速やかに酸素が発生するという事が考えられる。
ここで一つ疑問が生じる。
二酸化マンガン(四価マンガン)になったものは、どうしたら肥効を示す二価マンガンへと還元されるのだろうか?





