葉緑素の合成に関して、マグネシウムは超大事で、そのマグネシウムを活用するためにアミノレブリン酸からできたヘムタンパクも大事だと記載したけど、よくよく見てみると、これらの物質と同じぐらい大事なものがある。


そう!


鉄の働きなくして、アミノリブレン酸は合成できない。

アミノレブリン酸のポテンシャル


だから、鉄は大事。


土壌には鉄が多く含まれていて、欠乏症が発生することがなかなかないと言われるけど、度を超えた炭素循環型農法の末路で鉄欠乏の枯死があるわけで、鉄の吸収はなかなか難しいものではないか?

という気がする。


というわけで鉄吸収についてを調べてみた。




2つの鉄吸収戦略を備えた石灰質アルカリ土壌耐性イネの作出


鉄吸収は大きく分けて二つある。

一つは土壌中の三価鉄を二価鉄に還元して吸収するストラテジーⅠ型と三価鉄のままキレートして吸収するストラテジーⅡ型がある。


詳しい説明は専門でないので省くけど、ストラテジーⅠ型は土壌にある三価鉄を根の表面にある還元酵素を利用して、三価鉄に電子を与えて二価鉄にする。



鉄って体内にある物質を還元するために使うものだけど、吸収するときに還元するって、吸収する時の電子を他の還元に利用するではダメなの?

植物が電子を獲得するときは、葉緑素で光を浴びた時のエネルギーを使って、水から電子を取り出すけど。


そういえば、常に光を浴びれられるわけではないので、一日の間でも電子を獲得できるタイミングは限られていると。

(光で得た電子はすべて糖の合成に回すかもしれない)


ということは、鉄というのは、日中の電子をたくさん得られる時期に、鉄に電子を突っ込むといった電子のプールみたいなものなのかね。


体内に鉄が少ないと、電子が余る時間帯で電子を取りこぼすとか。


結局、光合成ありきの話なのね。


土壌の還元の話

還元剤としてのシュウ酸?


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