線路沿いの道というのは、電車を安全に走らせる都合上、除草が頻繁に行われているイメージがある。
そんな過酷な環境の中で、

カタバミがもっさりと生えていた。
カタバミは漢字で書くと酢漿や片喰と書くらしい。
Wikipediaのページを読んでみたら、五代家紋の一つとして酢漿紋が紹介されていた。
そうそう、なんでカタバミが目についたのか?といえば、先日、植物図鑑を購入して春の植物のページを流し読みしていたら、カタバミの葉にはシュウ酸(実際はシュウ酸塩)をたくさん含むと記載されていて、それが印象に残ったのだろう。
シュウ酸といえば、休ませている土壌でシュウ酸を根から分泌する植物がたくさんいると有効かもしれないという話

線路沿いという過酷な環境においてもなおもっさりと繁茂するカタバミの強さ。
5月というこれから様々な夏草が現れるちょい前の季節。
四季による生態系において、カタバミの土壌への影響は非常に大きいのではないか?
なんて思ったのです。
葉や茎にあるシュウ酸を根の付近に分布させるかは知らないけどね。




