最近、土と鉱物ばかりを見ていて、
水を張った水田にある土はなぜこんなにも粘土っぽいの?と思う様になった。
実際のところ、土壌学ではグライ土とか、黒泥土とかいろいろあるけど、なんだかんだ言って、
山の岩石が風化して粉砕して、それが堆積したものだろ。
何故水田になると、こんなにも黒く、目が細かくなるんだろうな。
というか、粘土っぽい土はどこから来たのだろう?
色が黒くなるのは、
土壌鉱物の中にある鉄が、灌水(水を張っている)状態が長い期間続いて還元されたからだろう。
ということで、水をため続けられるのであれば、土が黒くなるのは分かった。
あとは、
こんな感じのところに、
所狭しと粘土鉱物が入り込んでいることがよくわかんない。
※粘土は砂よりも小さいもの
水田の時に粘土を入れたという話は聞くけど、
そこそこの面積がたくさんある中で、一つ一つの水田に粘土鉱物を入れるのは骨の折れる作業だし、そもそもそんなに粘土が集まっていた場所もないだろう。
真砂土にある粘土は引っ張る力が弱い?で記載した通り、鉱物が何度も風化をされると粘土になるけど、そんなに風化され続けるような極端な処理をしたとも思えない。
というわけで、一体どうしたら土壌の目が細かくなるのだろうか?
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