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オーキシンと落葉性の記事までで、今年も毎年恒例となる落ち葉について触れてみた。


紅色の色素は光合成時に発生するこぼれ電子の回収役だとして、その回収役が落葉と共に土へと落ち、その色素(の成分)が土へと移行する。


これを踏まえた上で、


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落ち葉に包まれたクローバに目を向けてみる。


クローバといえば、私自身の持つイメージでは、根圏に自身にとって有用な微生物を集めるのが得意と特徴がある。

クローバの根圏で起こっていること


落ち葉に含まれる紅色の色素が回収したこぼれ電子を、おそらくクローバの周りの微生物らが利用するだろう。


アントシアニンは強酸性で安定で、中性以上のpHでは不安定とされる。


落ち葉を利用する微生物は腐植の持つ緩衝作用によって、強酸性よりも上のpHになるはずで、アントシアニンが回収したこぼれ電子を上手く取得しているように思える。

量子力学で生命の謎を解く


落ち葉を繊維 + こぼれ電子の回収屋という見方をしてみると、今まで以上に落葉と周辺の植物達が愛くるしく見えてくる。