SOY Shopのデータベースのインデックスの見直しで運営の限界を上げるで、

SOY Shopでショップサイトを6年間運営していた方から表示速度が遅くなったという連絡は、

実は今まで何度かあってデータベースをSQLiteからMySQLに移行していました。


何故データベースをSQLiteからMySQLに移行しているか?

というと、


SQLiteはファイルベースのデータベース、

MySQLはサーバベースのデータベースで、


ファイルベースだと、パフォーマンスはサーバのスペックのみに依存になるけれども、

サーバベースのMySQLだとサーバのスペックからどれくらいMySQLにリソースを割くか?というパフォーマンスチューニングが可能になります。


パフォーマンスチューニングは設定がハマると表示速度が劇的に改善されるので、

繁盛しているショップサイトではMySQLで運営することを推奨しています。

自由を求めてオープンソースのネットショップパッケージへ。軌道に乗った頃に遭遇する問題について


SOY Shopも公開してからもう8年近くになるわけで、

そろそろSQLite版での運営も厳しくなり今回同様の連絡が増えてきそうなので、

これを機にSQLite → MySQL移行プラグインというものを作成しました。


表示速度が無視できない程遅くなったショップサイトで、

データベースの移行をしつつ、サーバの引っ越しを行う際に、

今回のプラグインで少しでも作業が楽になればと思い作成しました。


当プラグインの使用に関しての注意で、

SQLiteからMySQLに移行しただけで表示速度が速くなるということはありません。

借りているサーバ(特に共有サーバ)では逆にMySQLにすることで表示速度が遅くなるということもあります。

SOYCMSのブログでデータベースをMySQLからSQLiteに変更する


データベースの移行はチューニングを行うことができるサーバへの引っ越しを合わせてご検討下さい。


今回対応分を含んだパッケージは下記のサイトからダウンロード出来ます。

/soycms/soyshop/


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