保守をさせて頂いている会社のサーバは、Dropboxを連携させて、ネットショップに必要なファイルや写真を毎日バックアップしている。ところが、中に入れているDropboxの容量に圧迫されて落ちてしまうかもしれない状況になった。

ちなみにDropboxがどのくらいサーバの容量を占めているか、リモートアクセスして調べてみると、サーバのメモリの約20%ほど占めていた。2Gのプランで契約しているので400M程つねにサーバを使用していることになる。

※topコマンドでメモリの使用量を確認

【 top 】コマンド――実行中のプロセスをリアルタイムで表示する:Linux基本コマンドTips(123) - @IT


まずリモートアクセスでサーバに入った後、Dropbox-Uploaderをhttps://github.com/andreafabrizi/Dropbox-Uploaderよりダウンロードする。Getting  startedに書いてある通りにコマンドを入力する。

途中でDropboxのアクセストークンを訊かれるので、その時は下記の記事を参考にトークンを発行し、コマンドに入力して下さい。

https://memento-mori.jp/blog/operation/dropbox-uploader-auto_backup

アクセストークンを発行すると、/home/○○/の下にDropbox-Uploader とdropbox_uploader.shが作成される。

あとは、同じ階層にdropboxに送りたいファイルを持ってきて、crontabで指定の時間に送るように設定する。

例えば、今/home/usaにあるusa.jpgをDropboxのBackupディレクトリに夜中の3時30分にDropbox-Uploaderを使って送信したいとする。

/home/usaのcrontabを使うと、permissionが理由で実行されないことがあるので、rootのcrontabで設定する。

#rootの権限に移動する
$ sudo -i
#パスワードを入力して
$ crontab -e
30 3 * * * /home/usa/dropbox_uploader.sh upload /home/usa/usa.zip /Backup/

これで、毎日夜中の3時30分にusa.jpgがDropboxのBackupディレクトリに毎日送信されるようになる。

最後に常に起動しているDropboxを削除する(Dropboxの権限を持っている人が削除する)。

$ dropbox stop
#dropboxが起動していないかチェックする。
$ top

dropboxの表示がなければうまくいった証拠