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夏の育苗で、培土の上に粉末状のベントナイト(モンモリロナイト)をふりかけるというテクニックがある。

何故ゼオライトではなく、モンモリロナイトを推すのか?


播種、覆土と水やりを終えた苗に粉末状のベントナイトをふりかけると、


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培土に付着した粉末状のベントナイトが早速水を吸って


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培土の隙間に入り込む。

培土は排水性がかなり高い状態で、それ故乾燥しやすいという特徴があるが、膨潤したベントナイトが培土の隙間に入り込む事で少しだけ乾燥しにくくなる。

実体顕微鏡で土と混ぜたコロイド化したベントナイトを見る


培土の表面に散布しすぎると土が締まって、培土の持つ良い特徴を潰してしまうのでさじ加減が重要だけれども、適量であれば夏の育苗管理は相当楽になる。


ベントナイトは海成粘土であるが故に微量要素も期待出来る。

培土の隙間に入り込んだベントナイトによって、後からじわじわ効いてくる微量要素というものも期待できるはず。

秀品率向上の新たな課題は亜鉛をどう加えるか?