ピラジンは何故良い香り?の記事で、チョコレートの香りの化合物の一つのテトラメチルピラジンについて記載した。
前の記事の後、ピラジンと農薬で検索をしてみたところ、ピラジフルミドという成分名にたどり着いたが、構造があまりにもテトラメチルピラジンから離れている為、これ以上触れず、自然環境下で合成される可能性のあるテトラメチルピラジンについて調べる事を続けることにした。
テトラメチルピラジンと抗菌作用で検索をしてみたがそれらしい結果は見当たらなかったので、生成AIのGeminiにテトラメチルピラジンと抗菌作用で研究報告があるか?と訪ねてみたところ、テトラメチルピラジン(TMP)の殺菌作用に関する情報は限られていますが、いくつかの研究から抗菌作用や抗真菌作用を持つ可能性が示唆されていますという返答が返ってきた。
合わせて、TMPは一部の真菌に対して抗真菌活性を示すことが報告されていますという返答も返ってきた。
作用機序について追加で質問をしてみたところ、TMPの抗菌メカニズムは完全には解明されていませんが、細菌の細胞膜に作用する可能性や、特定の酵素活性を阻害する可能性などが考えられていますという返答であった。
テトラメチルピラジンは天然環境下で納豆菌が合成する可能性があるため、団粒構造内に含まれている可能性がある。
どんな真菌や細菌に反応するのだろうか?
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