キレート剤としてのイノシン酸?までの記事で植物が合成するであろう化合物でキレート剤に成り得るものをピックアップし、どの箇所が結合の手になるかを整理していった。


今回は栽培で頻繁に話題に挙がる


Mugineic_acid

I, Silvercat, CC 表示-継承 3.0, リンクによる


ムギネ酸について見ていくことにする。

イネとムギネ酸




ムギネ酸の構造だけれども、


Mugineic_acid_numbering

I, Silvercat, CC 表示-継承 3.0, リンクによるを改変


のように3個のユニットとして分けて考えるそうだ。

赤枠で囲った箇所を左からアゼチジン環、シングルプライム、ダブルプライムと呼ぶそそうだ。


Azetidine_structure


アゼチジンは炭素の腕の開きを窒素で無理くり90°に閉じていて、この箇所に他の化合物と反応するためのエネルギーを溜め込んでいそうだ。

アゼチジン - Wikipedia


ムギネ酸を3個のユニットに分けることで、どのように合成されたか?が分かるそうだが、それは今回の話題では必要ないので触れないことにする。


ムギネ酸に番号を振ったので、どこにキレートの結合の手の要素があるかを整理していきたいが、それは次回以降に触れることにする。