
土壌中の微生物は硫黄を含む化合物を合成するか?の続きの記事で放線菌等が合成するエルゴチオネインについて触れた。
この化合物は植物にとって猛暑日の耐性にとって重要になるらしいので、丁寧に見ておく必要がありそうだ。
エルゴチオネインは別名が2-メルカプトヒスチジントリメチルベタインであるそうで、

塩基性アミノ酸のヒスチジンと似ている。
エルゴチオネインはヒスチジンから合成されるという仮定で話を進めることにして、ヒスチジンの供給について考え見る。
アミノ酸肥料には動物性と植物性があるけれど、再考のアミノ酸肥料の各アミノ酸の含有量を調べてみると、植物性と動物性のどちらのアミノ酸肥料でもヒスチジンは1%未満とあまり含まれていない。
エルゴチオネインの合成に対してどれ程のヒスチジンの量を必要とするか?については不明なので、もしかしたらこの量でも十分なのかもしれないけれども、ひとまず少ないという仮定で話を進める。
であれば、次に重要になるのがヒスチジンの合成だろう。
アミノ酸の生合成経路を解説:ヒスチジンの生合成 - 生命科学系エンジニアの学習ノートの方の説明が非常にわかりやすかったので参考にすると、

ATP(アデノシン三リン酸)、

PRPP(ホスホリボシル二リン酸)、

グルタミン酸と

グルタミンを材料として、10回の反応を経て合成されるそうだ。
ATPは炭水化物の代謝で得られ、グルタミンとグルタミン酸はアミノ酸肥料から得られるとして、PRPPは人為的に与えることができるのか?といったところが気になるところなので、PRPPの理解を深める必要がありそうだ。



