以前、DropboxをVPSや専用サーバにインストールして、Dropboxでサイトのバックアップを紹介した。
先日、サイトのバックアップの相談を受け、
Dropboxでバックアップしましょうという話をしたのですが、
この時に問題が発生した。
相談者はすでにDropboxを有料プランにしていて、
有料プランで契約しているアカウントでバックアップを希望でした。
有料プランにした理由は無料プランでは容量が足りなかったということで、
使用量を調べてみたところ、
既に280GBも使用していた。
一方、サイト用に借りているVPSサーバの容量は20GBだった。
更にいうと、バックアップで使用したい容量は4GBで、
Dropboxの無料プランの範囲を越えていた。
これは有料プランでどうにかするしかない。
ということで、dropboxのexcludeで同期しないフォルダを設定することにした。
Dropboxのインストール後に同期が開始されてVPSサーバの容量が限界に達するのではないか?
と不安だったけれども、その不安は無用だった。
今回のDropboxによるサイトのバックアップの手順は以下の通り
# コマンドでdropboxを使用できるようにする sudo apt-get install nautilus-dropbox
SOY CMSのサイトのバックアップをDropboxで行うに記載されている内容でDropboxをインストールし起動する。
起動後、Dropboxフォルダに移動し、lsコマンドでディレクトリを探す。
280GBともなると、徐々にフォルダが増えていくので、
フォルダが増える度に
dropbox exclude add フォルダ名
で同期しないフォルダを設定して、指定のフォルダ以下のファイルをこのクライアントのみで削除する。
除外フォルダをexcludeに登録するのは余裕で間に合った。
あとは、
SOY CMSのサイトのバックアップをDropboxで行うとDropboxにバックアップする時はパスワード付きzipにしておくで記載されている内容に従って、Dropboxのフォルダ内にzipファイルを作成するスクリプトを書いて、cronに登録して終了。
Dropboxで使用量が借りているサーバよりはるかに多くてもなんとかなるものだ。