Ubuntuを起動すると、時々上のキャプチャのようにWiFiの接続がエラーになるという通知が表示される。
上のエラーが表示されてもしばらくすればWiFiに接続されることもあれば、いつまで経っても接続されないこともある。
そのままにしておくと厄介なので、今回の問題を見ていくことにする。
※長期的な解決方法はわからなかったので、解決策の記載はなし
環境
OS:Ubuntu 22.10
今回の問題を手っ取り早く解決するためには、下記のコマンドを実行すれば良い。
$ sudo systemctl restart NetworkManager
とりあえず、何故WiFiの接続がエラーになるのか?を把握しておきたいので、/var/log/syslogでNetworkManager関連のログを見てみることにした。
NetworkManager[859]: <info> [1670966510.7915] device (wlo1): state change: config -> ip-config (reason 'none', sys-iface-state: 'managed') NetworkManager[859]: <info> [1670966510.7916] dhcp4 (wlo1): activation: beginning transaction (timeout in 45 seconds) NetworkManager[859]: <info> [1670966556.3115] device (wlo1): state change: ip-config -> failed (reason 'ip-config-unavailable', sys-iface-state: 'managed') NetworkManager[859]: <info> [1670966556.3122] manager: NetworkManager state is now DISCONNECTED NetworkManager[859]: <warn> [1670966556.3128] device (wlo1): Activation: failed for connection 'wifi-bg' NetworkManager[859]: <info> [1670966556.3133] device (wlo1): state change: failed -> disconnected (reason 'none', sys-iface-state: 'managed') NetworkManager[859]: <info> [1670966556.3353] dhcp4 (wlo1): canceled DHCP transaction
※ログの日付と端末名は省略
NetworkManagerの接続エラー周辺のログをピックアウトしてみると、NetworkManagerのip-conifgで失敗しているらしく、おそらくipアドレスの取得でタイムアウトをしたというのが要因ではないか?と判断している。
どうやらWiFi接続時のIPアドレスの取得が、何らかのサービスの立ち上げよりも前に行われた事が原因である可能性が高く、この問題を回避するためにIPアドレスの取得の時間を伸ばしたりする事ができるらしいが、今回は試していない。