測定器があれば測定したくなるのが人の心情というもので、土壌のEC値を測る器械があったので、持ち主である京都農販の方が
伊藤園のお~いお茶にECメータを突っ込んでた。
驚くべきことにEC値はなんと0.6S/m!
高い、高い!と軽く盛り上がったけど、
こんな感じで色の付いた水溶液だ。
冷静になって考えたら当たり前のことだよね。
って、何か置いてきぼり感のある文章を書いてしまったけど、そもそもECって何だよね?
EC値というのは電気伝導率(electrical conductivity)のことで、水に電気を通してどれだけ伝導したか?を測定するもの。
ピュアな水であれば電気を通さないけど、イオン濃度が高ければ電気を通す。
つまり、イオン濃度が高ければEC値が高くなるということで、栽培では土壌にどれだけ肥料が残留しているか?の指標となる。
EC値が高い土壌というのは、
放っておくと後々こんな感じになって大事なので、残留肥料は常に意識しておこうってこと。
因みに、JA指導の土壌でのEC値の適正値は0.2~0.4S/mらしい。
だから、お~いお茶の0.6S/mで高い、高いと盛り上がれたというわけ!