
/** Geminiが自動生成した概要 **/
筆者は京都府立植物園のキノコ展で、椎茸の原木栽培と菌床栽培を比較する機会を得た。特に菌床栽培では、培地全体に菌糸が行き渡っているのではなく、未分解の木屑が部分的に残っていることを観察した。このことから、キノコ栽培は培地全体への菌糸蔓延をもって終了するとの推測に基づき、展示されていた菌床は終了間際のものと判断。もしこの判断が正しければ、キノコ農家から譲り受ける廃菌床にも、想像以上に未分解の木屑が含まれている可能性がある。この観察は、廃菌床堆肥利用に関する考察を深める契機となった。