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京都環境フェスティバル2020「冬でも楽しめる自然探究」のワークショップで話をしました。

カテゴリー : 植物の形/

 

水田の細長くて丸い草

この写真ではよく分からないが、稲の前に稲以外の草が生えている。どんな草かわかりやすいように根元を撮るとこんな感じ。蕊が出ているので、これが花だろう。おそらくこれはカヤツリグサ科のホタルイという草だろう。ホタルイ - Wikipedia時々、ホタルイを対象とした除草剤の話題が挙がるけれども、見たところ、イネよりも背丈が低く、イネを覆って競合になるような感じもないので、放置しても何ら影響がないような気がする。一枚の田だけやたらとイヌビエらし...

 

出穂した籾の表面が黒ずむ

一見、順調そうに育っているイネで、籾の表面が黒ずんでいるところが気になった。比較対象として、黒ずんでいないところはこんな感じ。今年の8月中旬あたりに記録的な長雨で日照時間が短くなった事による冷害なのだろう。観測している田の周辺でも同じぐらい黒ずんでいる箇所があった。観測している田では物理性が向上していて、土表面がヒビ割れするような中干しをしていないが、周辺の田も同様に籾が黒ずんでいることから、中干しなしによる障害という線はほぼな...

 

道端に生えていた草でロゼットのようでそうで無い草

アスファルトの隙間から生えていたロゼットが目に付いた。ロゼットを探しに行く前に右の草はどう見てもロゼットだけれども、左の草はロゼットかどうか?判断に迷う。左の草は一体何だ?何だろう?葉がシダのように見える。カニクサみたいなシダの葉柄(茎?)がくるくる回ってロゼットのような形をしていた。幼木に巻き付いている植物はシダか?周りに何も無い場合に小さくまとまりつつ、お互いの葉が重なり合わないように伸長しているのがさすがだと思った。

 

小さなドングリが実る箇所

シラカシの堅果が出来つつある。シラカシのドングリは枝の先端に出来る傾向があるらしい。大きなドングリが実る箇所の記事で見た(おそらく)アベマキでは、枝の途中だった。両方ともドングリと呼ばれる堅果で、シラカシとアベマキで異なる点といえば、シラカシが受粉から一年以内に堅果が形成されるのに対して、アベマキは受粉の翌年に堅果が形成される。堅果の形成の間に枝が伸長するということか?来年の開花の時期は、雌花が咲く位置をしっかりと見ることにしよう。

 

大きなドングリが実る箇所

おそらくアベマキの木だと思うけれども、クヌギのようにも見える木。葉の裏に白い毛が生えていたのでアベマキだと思うけれども、葉が細くて幹の割れ目が少ないように感じられるのでアベマキ-クヌギの判断が難しいところ。植物園などで、アベマキとクヌギが並んでいるところで見分ける眼は鍛えておきたい。とりあえず、冒頭で挙げた通り、写真の木はアベマキという事にしておく。という識別眼の話題はここまでにしておいて、本題に移る。上の写真で丸で囲った箇所が枝の先端で、...

 

クリの堅果の付き方

前回のマテバシイとスダジイの堅果の付き方の記事でマテバシイの雌花の展開と結実は無駄が多いように見えるという内容を記載した。マテバシイの比較として、スダジイの堅果の形成がわかる写真を載せたのは、ブナ科の系統を見る再び上の系統図に基づくもので、近縁というには無理があるけれども、比較的近縁種だと捉えたから。であれば、次に見るべきはクリ属の木で、クリはトゲの多い殻(総苞と呼ぶらしい)に複数の堅果が含まれている。クリ - 岡山理科大自然フィー...

 

マテバシイとスダジイの堅果の付き方

マテバシイのドングリが目に付いた。完熟までもう少しといったところか。マテバシイが開花した枝にある小さな丸いものは実が形成されなかった雌花で、受粉はしたのか不明。雌花は小さいといえど咲かせるのにそれなりのエネルギーを要するわけで、無駄が多いなと。他の穂を見ると、ドングリが重なりあったところの真ん中の実が小さくなっている。これまた無駄な構造をしているなと。マテバシイを含むマテバシイ属は系統図で見ると、ブナ科の系統を見る再びブナ科の中...

 

長雨豪雨と出穂

前回の豪雨と稲妻の記事で、長雨が続いた後に田を見に行ったら、イネが成長して茂っていたという内容を記載した。話題に挙がっている田はもちろん土作り + レンゲ栽培後の田植えのところだ。土作りを意識したレンゲ米栽培の田の田起こしこれから穂の形成の時期に突入するわけだけれども、長雨時の成長がプラスに働くのか?そうでないのか?が気になるところ。上記の内容を踏まえた上で今回の話をする。穂が黒くなっていないので、低温障害は避けていそうだ。今週...

 

先駆植物のサンショウについて学ぶ

肥料としてのヤシャブシの葉は養分以上の肥効があるかもしれないまでの記事に引き続き、先駆植物について学ぶ日々が続いている。他の先駆植物も把握しておく必要があるので、ミカン科のサンショウを見ていくことにする。実際には先駆植物としてはカラスザンショウが該当するらしいが、カラスザンショウとサンショウは形態的に似ているらしいので、観察眼を鍛えるのであれば、サンショウから始めても得られることは多いはず。カラスザンショウ - Wikipediaサンショウといえば、漢...

 

ヤシャブシのタネを観察する

ヤシャブシの実も肥料として利用の記事で、ヤシャブシのタネには翼があって、風にのって広く散布されるけれども、実際にはヤシャブシのタネは見たことがないということを記載した。木の周りを歩いていれば、落ちている実があるはずだということで歩いてみたら、枝の途中が折れて落下したであろうヤシャブシの実があった。この実に対して細い枝もヤシャブシの生存戦略にとって重要な気がするが、ここでは触れずに話を先に進める。ヤシャブシの実と記載したが、果実の果肉のようなものはなく、...

 

ヤシャブシは水田の肥料として利用されていたらしい

前回話題に挙げたヤシャブシだけれども、調べている時に葉を水田の肥料として利用しているという内容を見かけた。ヤシャブシ - 国立研究開発法人 森林総合研究所 九州支所ヤシャブシは先駆植物として、激しく撹乱された場所にいち早く自生する木として有名。一昔前の各地で里山が維持されていた頃で撹乱が多い場所といえば、大雨で土砂崩れした、所謂、山が老化している場所に多く生えている可能性が高く、そういう場所はたくさんあったのでは?と想像できる。山の老化という表現が適切かはわからないけれど...

 

山を一部切り開いた住宅地でヤシャブシを探す

作物の耐性を学ぶ為には、植物自身の強さというものを学ぶ必要があり、強い植物とは何か?から問う必要がある。作物は紫外線が大量に降り注ぐ畑という強烈な環境で生育するという背景があるため、強い植物も似たような条件で強い種を参考にするべきだろう。耕起という名の頻繁な撹乱が発生する中でいち早く生育できる先駆植物的な植物から学べる事が多いだろうということで、先駆植物と言えばですぐに連想できるカバノキ科のヤシャブシから学ぶ事にする。名前を挙げても、それがどういう形をしているか?がわからなけ...

 

トマトの葉序は生産性を高める上で重要

トマトの成長パターンは興味深くて、1/3葉序で葉が展開して、一回目の花の器官が形成された後は、3節に一度のペースで花の器官を形成する。なんて形態学っぽい内容を記載したけれども、この形態的特徴を活かすと、苗の時点で最初の花を付けていれば、その花の向きを通路側にするだけで、その後の栽培ではずっと通路側に実を付ける事になる。これは栽培者にとっては常識だけれども、常識は言語化しておくと、何処かのタイミングで大発見のタネになるので、冒頭の内容を丁寧に見ておくことにする。...

 

葉面積指数LAI

前回のトマトの品質向上のための摘葉の記事では、摘葉することで、果実や残した葉のシンク強度が高まり、秀品率が向上するという事を記載した。ここで生じる疑問として、どれ程の葉を摘葉して良いのか?ということ。この疑問に応える為に葉面積指数(Leaf Area Index, LAI)という指数がある。これは、床面積1㎡当たりに締める葉の表面積㎡でLAIが4を目指すように摘葉すると、利用可能な光をほぼ受光できるようになる。ただし、上の葉が下の光合成能が高い葉を遮光した...

 

トマトの一本仕立てで発根量を抑えることでの懸念

前回のトマトの一本仕立ての記事を踏まえて、今回の内容へと続ける。トマトの木を一本仕立てにすることで、光合成能が高い下の葉に適切に太陽からの光が届き、秀品率が向上すると思いきや、ここで一点気になる事がある。気になることの話題を挙げる為に、高校生物あたりで習う植物ホルモンのオーキシンについて触れる事にする。オーキシンといえば、脇芽の発生は先端が抑えてる地上部の頂点で合成されて、頂点よりも下の脇芽の発生を抑制している。オーキシンの他の働きとして、維管束の形成...

 

トマトの一本仕立て

トマトの整枝作業中に服に付く緑のシミは何だ?までの記事で、トマト栽培での環境や化学の事を整理したので、そろそろ栽培自身について見ていくことにする。とりあえず、私が栽培の師から最初に習った一本仕立てについて見ていくことにする。栽培の中心にはいつも化学一本仕立てとは主の茎のみ残して、茎の伸長の途中で発生した脇芽をすべて取り除いて仕上げる木の形を指す。なんてことを文章で書いたけれども、文だけでは伝わりにくいので、写真を介して見ていくと、先に複葉を意識...

 

トマトとケイ素

農文協から出版されているオランダ最新研究 環境制御のための植物生理という本で、ケイ素の話題がある。未解明の部分は多いが、ケイ素がもたらす良い効果が紹介されている。例えば、レタスがケイ素を吸収し体内で利用することで、マンガンの毒性を緩和するというもの。マンガンは光合成にとって重要だけれども、活性酸素に関与する要素でもあるわけで、葉に局所的に蓄積されると毒性を生じる。牛糞で土作りをした時の弊害をまとめてみるとレタスがケイ素を吸収する事によって、葉内のマンガ...

 

トマトの果実のヒビ割れ問題に触れてみる

(主に露地栽培で)トマトの果実のヒビ割れがある。これは果実の肥大期に大雨等で根から急速に吸水した時に果実に水が集まり、内側からの膨圧に耐えられるに果実が割れる現象だと言われている。割れた果実は糖濃度が下がってしまうため、割れる直前よりも美味しくなくなる。土作り有りきのトマト栽培で果実のヒビ割れは花落ちと同じレベルの難所になるだろうから整理しておいたい。ヒビが割れるという現象のみに注目すると、果皮が硬ければ内側からの膨圧に耐えられるわけで、果皮自体を丈夫にすればヒビ...

 

トマト栽培の栄養成長と生殖成長を意識する

トマト栽培の土作り事情の続きで、トマト栽培が他の作物よりも栽培が難しいとされる要因を整理すると、・果実を収穫すること・果実形成時の水分量で品質が変わってしまうこと・木本植物を草本植物と捉えて栽培していること・木が暴れやすいことの上記三点になるかと。トマトと同じナス科の作物でナスがあるけれども、トマト程難しいイメージがないのは、トマトの条件のうち最後の要素の木が暴れやすいことがあまりなく、物理性の改善で秀品率が向上するからだろうか。物理性の改善ができれば、細...

 

トマト栽培で老化苗を定植したら微量要素の課題が付き纏う

栽培の中心にはいつも化学の記事を踏まえた内容になるが、農薬を使用せずに秀品率の向上を狙うには、徹底的に土壌環境を見続けなければならない。作物にとっての生育環境が良くなると、成長が早くなったり、収量が増したりする他、昆虫による食害や病気の感染がほとんどなくなったりと良いこと尽くめ。上記のような環境はすべての作物で言えると思いきや、トマトと、サツマイモで生産性が悪化した。トマトは木が暴れると言われるなかなか結実しない現象に陥り、サツマイモは発根量が増す...

 

トマトの花落ちを理解するために微量要素の観点を持ち出す

前回のトマトの花落ちを器官離脱と捉えれば見えてくるものがあるかもしれないの記事で、トマトの施設栽培について見始める事にするという旨を記載した。施設栽培で最初に目を付ける箇所として、花落ちの現象を選んだ。花落ちは茎から発生した花の器官の根元で、上の写真のような離層が形成して、安全に花の器官を落とす現象を指す。離層は興味深くて、最初に葉や花の器官から養分を転流し、維管束を封じ、茎と葉や花の器官の付け根にカルスのような堅い細胞を形成し、菌が株内に侵入できるような...

 

クリの木の雌花

一週間程前に撮影した写真だけれども、自身の記録として投稿しておく。クリの花も終盤に差し掛かった頃、受粉も一通り終わったあたりだろうと、改めてマジマジと見てみることにした。おや?開花直後には目に付かなかったものがある。それは、これはクリの雌花か?前にクリの花にハナムグリが集まるの記事で、風媒花のブナ科の木と同じように雄花と雌花が離れているようなイメージで話を進めたけれども、クリの花の展開パターンはカシ等と異なるらしい。...

 

クスノキの幹にウラボシ科のシダ

クスノキの幹にコケと葉が生えていてた。樟脳を抽出するためにクスノキは植えられた?今まではこの葉は一体何なのだろう?と気になっていたが、今はこの葉がシダ植物であることがわかるようになった。おそらくこのシダはシダ植物を学ぶ時、葉の裏側の記録も大事の記事でみたウラボシ科のノキシノブかその仲間だろう。シダを見続けて知ったのだが、一件単純に見える葉の形状なのに、系統図を見ると、ウラボシ科のシダが最も高度に進化したとされている。シダ植物#系統関係 - Wikipediaウ...

 

シダ植物の中軸が紅紫色を帯びているか?

遠くからでも良く目立つキレイな形のシダを見かけた。卵型?楕円だけれども、先が尖っているので三角形型?全体的に羽軸がキレイに収まっているように見える。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダのページをパラパラとめくっていると、メシダ科のヤマイヌワラビの写真に似ていた。このヤマイヌワラビだけれども、葉柄や中軸は紅紫色を帯びることが多いと記載されていた。マジマジと見てみると、中軸が部分的に紅紫色になっているが、これ...

 

シダ植物の中軸に毛はあるか?

前回の山道の石垣に生えていたシダの記事で、こんな感じのシダを見かけた事を紹介した。このシダの場所からしばらく歩いたところで、こんな感じのシダを見た。少し前の自分であったら、同じ種類だと判断しただろうけれども、今の自分であれば、何か違うぞという感覚になる。裂片の切れ込みが浅い。先端の密集具合が密になっている。このシダはコバノイシカグマ科のイヌシダかな?と判断したけれども、ここはあまり自信はない。イヌシダ...

 

山道の石垣に生えていたシダ

高槻の摂津峡で見かけた珍しいシダまでの記事で、摂津峡というところでシダの勉強の為に歩いて観察しているという内容を記載している。前回の記事では、シダを探しはじめて日が浅いのに、珍しい可能性が高いシダを見つけるとは思ってもいなかった。前回の記事のような事がまだあるかもしれないので、写真に収めてきたシダを引き続き見ていくことにしよう。マメヅタの群生から少し離れた場所にいたシダ。渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしい今回はこのシダを見ていくことにしよう。...

 

高槻の摂津峡で見かけた珍しいシダ

大阪府高槻市の摂津峡は街から近いにも関わらず、地形や植物を学ぶ上での教材がたくさんある。羽片を意識すれば、シダ植物も全然違って見えてくるまでの記事で、シダに興味を持った際に摂津峡に行ってみたら、たくさんのシダがあって、1時間程歩くだけれでも、相当の目利きの練習ができた。そんな中、シダか迷う形状の葉があった。矢印で示した箇所に特徴的な形質がある。矢印の箇所までで軸の付け根の裂片の発生の向き(右か左か?)がかわる。この形質を頼りにして山と渓...

 

羽片を意識すれば、シダ植物も全然違って見えてくる

山道の縁で新たなシダ植物を見かけた。シダ植物の見分けも何度かこなして、最初に数箇所見る癖も付いてきた。まずは、全体的に卵型のような展開をしている。次に、俯瞰して見た時の形状が三回羽状なのだけれども、茎側の大きな羽片の葉軸側に特徴的な羽片がある。もう一点は裂片が全裂であること。ツツジの間から出てきたシダ植物は何者だ?葉の先端の羽片が大きく目立っている。ここらへんを考慮すると、オシダ科のハカタシダではないかな?とハカタシダ - ...

 

形が全然違うが、その葉もイノモトソウ?

道を歩いていたら、道路の横の壁にある排水口にシダ植物っぽい草が生えているのが目に付いた。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみたら、イノモトソウ科のイノモトソウに似ていた。おや?イノモトソウといえば、前回のそのシダ、カエデの葉のように見えるの記事で、このシダをイノモトソウではないか?と記載した。形が全然違うのに、同じ種類として扱う事を理解する為にシダ植物の二形を理解する必要がある。...

 

そのシダ、カエデの葉のように見える

一個体内でも様々な葉の形状があるシダの記事に引き続き、渓谷を歩いている時に見かけたシダの事を書く。このシダは一回羽状に切れ込んでいるので、その条件で探そうなと思いきや、近づいてみると、単純な切れ込みではなかった。この単純ではない形が逆に探しやすかったりする。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみると、イノモトソウ科のイノモトソウに似ていた。イノモトソウ - Wikipediaこの写...

 

一個体内でも様々な葉の形状があるシダ

渓谷を歩いていたら、私の頭にある葉のレパートリーにない形状をしている草を見かけた。渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしいマメヅタの時の教訓を活かし、レパートリーにない葉の植物はとりあえずシダ植物だと思えに従い、葉をマジマジと見たところ、葉の裏を除いたら、胞子嚢の痕があったので、これはシダ植物で間違いない。であれば、種の同定だけれども、切れ込みがないものを探すと、チャセンシダ科のコタニワタリに似ているが、胞子嚢の形が丸ではないのでおそらく違う。...

 

薄暗い小さな水路で見かけたシダ

家と家の間に小さな水路がある。元々この場所は水田で、小さな水路は水田に水を引くためにあったのだろうな?と想像している。水路の先には小規模ながら水田が残っている。そんな水路に見慣れない草が生えている。これはシダ植物なのだろうか?と山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみたら、イノモトソウ科のホウライシダに似ていた。ホウライシダ - Wikipediaこのホウライシダは3〜4回羽状に切れ込むに分...

 

シダ植物のヤブソテツ

不思議なシダの形が私を悩ませるの記事に引き続き、摂津峡を歩きながらシダ植物を探していると、上の写真のようなシダが多く生えていた。羽片の形がシンプルなので、同定しやすいと思って図鑑を開いてみたら、似たような形が多く、よくわからなかった。とりあえず、形を整理してみると、上のような一回羽状で、羽片に裂がなく、先端の横に突起があるものはオシダ科のソテツの仲間である可能性が高い。更に分類するためには、羽片の細さや、...

 

不思議なシダの形が私を悩ませる

幼木に巻き付いている植物はシダか?の記事に引き続き、摂津峡を歩きながらシダ植物を探していたら、すごく特徴的なシダが生えていた。これはどう解釈したら良いのか?1回羽状浅裂か?だったら、羽片の間にある突起は何だ?それよりも混乱させる要因として、先端が分かれているのは何だ?これは正常なのか?変異体なのか?山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いても該当するものはない。...

 

幼木に巻き付いている植物はシダか?

ブナ科の幼木(クヌギ?)をよく見ると、シダ植物っぽい草が巻き付いていた。わかりやすいように、この草が何も巻き付いていないものを探してみると、こんな感じ。先端丸まっているし、シダっぽい草なんだけれども、つる性植物のように他の植物に絡まっているし、この草はシダ植物なのだろうか?ととりあえず写真に収めて家に帰った。帰宅後、山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみると、カニクサ科のカ...

 

シダ植物を学ぶ時、葉の裏側の記録も大事

渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしいの記事に引き続き、上の写真に写っていた単葉で細長いシダ植物の方を調べる事にする。さらっと単葉で細長いと書いたが、シダの図鑑を購入するまで、この植物がシダ植物であるなんて思いもしなかった。山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを開いてみると、単葉で細長いシダは結構多くて判断が難しかった。他に何か目印がないかとマジマジと見てみると、薄っすらと見える葉の裏の胞子嚢の形が丸になってい...

 

渓谷でよく見かける丸い葉もシダ植物らしい

頻繁に草刈りされているところにいたシダ植物までの記事で記載した通り、シダ植物についてを学んでいる。植物の事を学ぶ上での第一歩は同じ分類をされている植物を比べることで、様々なシダ植物を観察することから始まる。ちょうど近所に摂津峡のホルンフェルス摂津峡というシダ植物が好みそうな環境があるので、シダ植物を探しに行ってみた。摂津峡に到着して、最初に遭遇したシダがいきなり特徴的な形に分類されるものだったので、まだ触れない事にする。ある程度進むと...

 

スダジイの開花の後に開花したあの木は何だろう?

開花量が多いスダジイの開花が終わった頃に開花量が多い花が目についた。スダジイの花に誘われて木全体の写真を撮り忘れたので、文字だけで説明をすると、5mを超える高さの木に上の写真の集合花がたくさん展開している。花にはハナバチやアブがたくさん集まっている。この花は何だろう?ということで調べてみることにしたが、何の科であるか?の大事な事がわからないので手探りをしてみる。わかっている事を整理すると、・高木である・花は黄 or 緑に分類され...

 

頻繁に草刈りされているところにいたシダ植物

閑静な住宅地の端にシダ植物の群生があったの記事に引き続き、シダ植物探し。頻繁に草刈りしている箇所にシダ植物がいた。近くでみると上の写真のような形で、今まで見てきたものと明らかに違うことはわかる。というわけで、早速分類に挑戦してみることにする。軸は2パターンある。羽軸は中裂か深裂か判断に迷うところだけれども、中裂にしては切れ込みが深いので深裂としておこう。これらの内容をまとめると、2回羽状深裂というところだろうか。...

 

マテバシイが開花した

マテバシイとクリの開花まであと少しの記事で、20日ぐらい前にマテバシイの開花が待ち遠しいという内容を記載した。4日程前、マテバシイが開花していた。マテバシイが開花してわかった事が、スダジイやクリの独特の匂いがあまりしないということ。若山神社のシイ林の開花編いつも見ている木が小さすぎるからでは?という疑問が生じると思うが、撮影している箇所にはマテバシイが何本もあり、被写体の木よりも大きいものがたくさんある。それにも関わらず、マテバシイ...

 

閑静な住宅地の端にシダ植物の群生があった

高台にある閑静な住宅地と河岸段丘で形成されたと言われている道の間に頻繁に草刈りが行われている傾斜がある。樫ヶ壁と河岸段丘河岸段丘付近の傾斜なので、住宅地が出来る前は里山のような管理された林だったのかな?と想像している。この傾斜の草だけれども、よく見ると、クズやキク科の草の間でシダ植物が目立っている。葉を一枚拝借して確認して見たところ、3回羽状全裂で、裂片に耳状の突起があるので、ツツジの間から出てきたシダ植物は何者だ?で見たシダと...

 

ツツジの間から出てきたシダ植物は何者だ?

今回は前回のシダ植物を見分ける為に羽片を学ぶの記事の続き。前回の記事でシダ植物の葉には羽片と呼ばれる箇所があり、羽片がどのような構成になっているか?で種の同定を行う事が出来ると知った。見分ける為の練習として、シダ植物を探してみることにした。道路沿いでも色んな所にシダ植物は生えていたが、狭い箇所が多くわかりやすい写真を撮影するのは難しかった。そんな中、緑地の縁でわかりやすいシダ植物が生えていたので撮影してみた。改めて、シダの構造を見てみると、...

 

シダ植物を見分ける為に羽片を学ぶ

前回の山菜のワラビは何処にある?の記事の続きで、シダ植物のワラビが生えそうな場所を考えてみた。探すに当たって、場所は大事だけれども、それ以上に数多くあるシダ植物を見分ける術が必要なわけで、見分けられなければ居そうな場所に行っても意味がない。というわけで、山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを購入してみた。シダを見分けるに当たって大事になることが、写真のようなシダといえばこんなイメージの器官を葉身と呼び、この葉身の切れ...

 

山菜のワラビは何処にある?

まだ直接お会いしたことがないSOY CMSのユーザからワラビが送られてきた。ワラビはアク抜きが大変な食材ですが、アク抜きされた状態であったのが大変有り難い。早速美味しく頂きました。ワラビに関して、二点程話題に挙がったので、今回はその話を書いてみたい。近所でワラビを含めた山菜採りは可能か?この問に関して、近所の一番大きな山に行ってしまえば、いずれは見つかるだろうけれども、植物学の知識があるわけだし、近所にいるかどうかを予想してみる。ワラビ...

 

クリの花は昆虫にとってのパラダイスと思いきや

クリの木に注目してみると、花粉や花の量が多いからか、ミツバチ、ハナムグリやハエが多く集まってくる。昆虫にとって手っ取り早く栄養価の高いものを摂取できるのでパラダイスのようなものなのだろう。あまりにも昆虫が多く集まってくるので、様々なところに視点を移してみると、花に集まる昆虫を狙っているであろうカエルやクモを見かける。写真のカエルはどうやって高いところにやってきたのだろう?こんな高いところに居るのは、やっぱりここが餌場としてパラダイスだからな...

 

スダジイとクリの素敵な関係

今まで何度も話題に挙げてきたスダジイを街路樹としている歩道で、開花時期が終わった木の下を歩いていた時のこと。スダジイの花に誘われてスダジイの花が終わったにも関わらず、スダジイの花の独特な匂いが消えていない。もしかしてと見渡してみると、周辺の家の庭に数本のクリの木があった。クリの開花の時期がスダジイと綺麗に分かれているではないか。もしかして、ツブラジイ → スダジイ → クリの綺麗な開花リレーというものがあるのでは?と頭に浮かんだ。更にもしかして...

 

クリの花にハナムグリが集まる

マテバシイとクリの開花まであと少しの記事でもう少しでクリの木が開花する旨を記載した。先日、この木の横を通った際に遠目ではわからないが、いくつか尾状花序が開花していた。まだ開花量が少ないので虫媒花のブナ科の花特有の匂いは感じなかった。若山神社のシイ林の開花編それでも圧倒的な蜜と花粉量があるわけで、花に昆虫が集まっていた。この昆虫は腹に毛があるので、主に花粉を食すハナムグリだろう。ハルジオンが見つからないクリの木に集まっているハナム...

 

クスノキの花は良い香り

いつも歩いている歩道に大きな木がある。この道路は比較的新しい道であるはずだから、道路を作る前から生えていた木か?この木はおそらくクスノキで、ちょうど今、花を咲かせていて、下を通る度に良い香りがする。この花を見ていくつか気になった事があるのだけれども、そのうちの一つとして、クスノキといえば日本で最も大きくなる巨木の種で、極相種としても扱われている。若山神社のシイ林他の巨木を連想すると、シイの木がある。ちなみに冒頭の写真の周辺にはシイノキが...

 

スダジイの花に誘われて

前回のスダジイの尾状花序の上をハナバチが歩くの記事で大量の蜜源となるスダジイにハナバチが集まっているところを見た。これほどたくさんのハナバチが集まっていたということで、このスダジイは満開の状態であると捉えて良いだろう。満開の状態で見たかった事の一つに、一本の枝からどれ程の花が展開しているのか?で早速近づいて見てみた。遠くから見てみると、花は多く見えるけれども、一本当たりの開花量は思ったよりも多くない。木の枝であるので、更に近づいて撮影してみるという事ができなかった...

 

スダジイの尾状花序の上をハナバチが歩く

近所の道の街路樹に満開のスダジイがある。圧倒的な花の数だ。圧倒的な花の数であるため、いろんな昆虫がこの木を訪れ、ハチの翅音が凄い事になっていた。そんなスダジイの花で念願のあの動きを見た。それは、写真ではわかりにくいが、ハナバチがスダジイの尾状の雄花序の上を歩いて移動することを。尾状花序 - Wikipedia以前、知人の養蜂家が動画で公開していて、あまりにも面白い動きをしていたので、いつかは見てみたいと思っていたが、...


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