カテゴリー : 植物の形/page-1

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ヒノキ科スギ属の植物を求めて

ヒノキ科ヒノキ属の植物を求めてのの続き 話の発端は、 生きていた化石のメタセコイヤ メタセコイヤ並木でメタセコイヤを見た。 メタセコイヤというのは生きた化石として扱われている植物で、 ヒノキかスギの祖先だと考えられている。 このような情報があれば、 ヒノキやスギの葉をマジマジと見たくなるのが人の性 というわけで、 前回はおそらくヒノキ属であろう葉を探してみた記事を記載した。 今回は、 おそらくスギ属であ...

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ヒノキ科ヒノキ属の植物を求めて

生きていた化石のメタセコイヤ 先日、メタセコイヤの並木を見に行った。 メタセコイヤを分類学的に見ると、 ヒノキ科(またはスギ科)メタセコイヤ属の落葉樹で、和名はアケボノスギ、もしくはイチイヒノキと呼ぶらしい。 メタセコイヤ - Wikipedia このような情報を見たら、現在のヒノキと比較したくなるのが人の性でしょう。 というわけでヒノキやスギを探してみることにした。 といっても、 日常生活でヒノキやスギを見つけ、 しかも脚立抜きで葉を撮影出来るような木を探すのは大...

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生きていた化石のメタセコイヤ

石炭紀を生きたスギナの祖先は大きかったの記事で FPDM: 博物館の出版物「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 福井県勝山市 勝山ジオパークにある恐竜博物館で、恐竜時代の花についての本を購入した。 その本の16ページ目に生きていた化石メタセコイヤというページがある。 メタセコイヤは1941年に化石として発見されたが、 周りをよくよく見てみれば、7年後の1948年に現存の木が発見された という植物である。 メタセコイヤ...

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石炭紀を生きたスギナの祖先は大きかった

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 福井県勝山市 恐竜博物館に訪れる前に事前準備として、 恐竜に関する書籍をある程度読んだ上で博物館に行った。 事前準備と展示の両方で時々目につく植物の進化の話。 博物館では以前植物に関する特別展示があったらしく、 博物館の書籍コーナーに特別展示の時に作成された書籍があったので、 購入して読んでみた。 FPDM: 博物館の出版物「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」 書籍のタ...

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紫色の葉のカタバミ

道端で時々葉が紫になっているカタバミを見つける。 紫といえばアントシアニンで、 アントシアニンといえば、光合成と成長のバランスが合わない時に調整に用いられるというイメージがある。 葉でアントシアニンを蓄積させる意味 夏の日射量が多くて、気温も高い時期に、 カタバミは自身を傷つける程光合成をしてしまうのか? と思ったけれども、 そうであればどこかに緑色の個所があっても良いはず。 これは常にアントシアニンをたくさん合成してしまう株なのか? と思い調べてみたところ、 ...

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攻めるアサガオ

何の変哲ないと言ったら失礼なので、 詳細はちゃんと書いておくと、 綺麗に管理されている針葉樹だけれども、 この木が珍しい変異種ではない(はず)の木があった。 この木のもう少し低いところを見てみたら、 ちょうど楕円で囲ったあたりだけれども、 楕円の左下のところでアサガオの花が咲いていた。 もう一度この枝を見て、 なぜ楕円で囲ったのかの理由を書くと、 楕円の左下から右上に向かって一本のつるが見えるだろう。 そう! このアサ...

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エノコロ、それはまるで犬の尻尾のようだ

お盆を終えたら急に涼しくなった。 まだ暑い日はあるだろうけれども、 一気に秋に向かう感が出てくるのがちょうどこの時期 こんな時期に特徴的なのが、 比較的大きなエノコログサが生えているというイメージがある。 風に揺られたエノコロの穂は、 和名で書くと狗尾草でイヌ(狗)の尾の様だと思い、エノコロと名付けた気持ちがよく分かる。 あまりにも風が強くて、 エノコロの穂の全体を撮影したものがデジカメに記録されていなくて、 下が切れたエノコロの穂の写真で妥協す...

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発根に関することをまとめてみると

前回の酵母エキス入り肥料の効果の記事で 酵母の細胞壁であるβ-グルカンの断片を植物が根から吸収すると発根が促進される。 という研究結果を見た。 酵母というのは単細胞のように振る舞っているが、 実際のところは細菌ではなく菌として扱われ、 ざっくりとしたまとめ方になるけれども、 大腸菌のような細菌ではなく、キノコのような菌類の方に分類されている。 菌と細菌について それを踏まえた上で、 今まで挙がってきた発根に関する内容をまとめてみる。 酸素供...

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アーバスキュラ菌根菌が好む環境を探る

前回のアーバスキュラ菌根菌の記事で、 アーバスキュラ菌根菌であるグロムスと共生すると、 宿主植物が利用できなかったリン酸や地中深いところの養分を利用できるようになる という内容を記載した。 菌類の土壌からの養分の吸収の仕組みは凄いものがあり、 鉱物質に吸いにくい微量要素は菌根菌を介してかもしれない。 銅の機能を活かした農薬、ボルドー液 そんな菌根菌だけれども、 菌である上、土壌中のことなので、栽培中の作物を抜いて確認ということがしにくい為、 感染のパターンだけ把握してお...

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アーバスキュラ菌根菌

先日、 施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせるの話から 菌根菌の話題になった。 菌根菌というのは、植物の根で共生するエンドファイトの一種で、 冒頭の記事で話題になっているネギでも共生が確認されている。 エンドファイトと呼ばれる菌たち 冒頭の記事のネギで菌根菌と共生関係を築いているかどうか?は置いといて、 今回の記事は菌根菌について触れておく。 菌根菌にはいくつかのタイプがあって、 植物の種類(果樹であるかとかランであるか)によって共生する菌は異なる...

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豪雨ニモマケズ、暴風ニモマケズ

川に来た。 二週間前の豪雨で今見えている場所はすべて見えなかった程増水した個所は、 今ではいつも通りの水位に戻っている。 見えている個所すべてが増水したということは、 目の前に見える草たちは浸水したわけだ。 これらの植物に寄ってみると、 川の流れに従って倒れていて、 上の方は緑の葉が残っている。 この草をよくよく見てみると、 根元の方では新しい脇芽が出ていた。 これを見て、 ただただ単純にこの草は強いな という感想を抱いた。 ...

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藪から出ないし、藪の内側へと突き進まない

梅雨を抜け、いきなり暑くなったので、 少しでも日陰をと思って藪沿いを歩いていた。 そんな時、 この植物が目についた。 ササの周りにつる性の植物が居たんだけれども、 なんかある程度伸長したつるが、 どういうわけか?Uターンし自身に巻きつき、 ある程度戻ったら上に向かって伸長し直している。 これは、 この植物が何らかの方法で藪から抜けたことに気がついて、 藪の中の背の高い植物に向かって方向転換したということだろうか? ...

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マルバツユクサは地中でも花を形成する

ツユクサの季節 ミカンの栽培を止めた途端、上の写真の草がたくさん生えてきたらしい。 この植物をマルバツユクサだと仮定して、 なぜこの植物が突然生えてきたのか?を探っていきたい。 はじめにマルバツユクサについて調べてみた時に、 マルバツユクサの種子サイズと出芽時期・遮光が生育と種子生産に及ぼす影響 - 雑草研究 Vol. 51(3)139~145(2006) という論文を見つけた。 植物の生育に関する論文であれば、 大概はじめににテーマとなる植物のことが詳しく記載されて...

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ツユクサの季節

ミカンの栽培跡に現れた草たちで掲載した上の写真の葉は、 植物図鑑の写真を見続けて、おそらくマルバツユクサなのだろうと判断した。 マルバツユクサ - Wikipedia 後で記載するけれども、 この葉には葉柄がなく葉鞘であったので単子葉だと判断出来るし、 丸葉に葉の縁が波打っているのでマルバツユクサの特徴を捉えている。 マルバツユクサは九州地方の果樹園で防除が困難な雑草として扱われているらしいので、 この点でも特徴が合致する。 マルバツユクサに触れる前に、 ツユクサ科...

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ハウスミカン栽培の銅欠乏

ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らないから話は戻って、 不調なミカンの木からの漂白の落ち葉での(おそらく)銅欠乏の話をする。 ミカンの栽培マニュアルに目を通した時頻繁に挙がったこととして、 ・ミカンは石灰を好む ・ミカンは弱酸性域の土質を好む ・水はけの良い場所を好む ミカンではなく果樹について調べた時、たまに ・お礼肥(収穫後に与える肥料)では硫酸銅を与える とあった。 これらの内容が目についた時にふと (JA全農 肥料農薬部 施...

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不調なミカンの木からの漂白の落ち葉

佐賀のハウスミカンの栽培者の方向けに塩類集積等の話をしましたの後に栽培の様子を見に行った。 ハウス内で下記のような話題が挙がった。 最近、ミカンの落ち葉が土に還るまでの時間が遅くなっているように感じる。 その中で更に不調の木からの落ち葉は 白っぽいものが多くなっている。 調子の良い木であれば、 こんな感じで褐色になっている。 なぜ、落ち葉は土に還りにくくなったのだろう? なぜ、落ち葉の色が白くなってしまったのだろう。 この疑問に対する解答...

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雨上がり、葉の上の滴の今後

雨上がりの道でふと目についたイネ科の草 葉の上には大小様々な滴が出来ていた。 この滴を見て思うことは、葉の表面は撥水性が凄いなと。 クチクラ層は何からできている? そこでふと思い出したけども、 葉の表にも気孔という水の蒸散に関与した穴があったよな。 気孔の日々のお仕事 種類によっては表にたくさんある葉もあったはず。 更に葉がねじれて裏が表のように振る舞っている草もあったよな。 そのねじれに秘密あり、な気がする 降雨で葉の上に水が溜まり、 晴れで日射量...

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アジサイの先が丸まった装飾花

梅雨入りしてからいくぶん経過した。 梅雨と言えば、 アジサイが綺麗な季節です。 至るところでアジサイが咲き誇っている。 アジサイは美しいが故に 美しい花特有の様々な様々な品種がある花卉園芸作物の一つである。 先に装飾することに意味はあるのかい? 様々な品種があるということで、 このような花弁の先が丸まっている品種もある。 これをよく見てみると、 梅雨という長雨の中で、 この花弁の丸みが受け皿のように雨をずっと保...

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夏に活躍!C4回路の植物たち

スベリヒユの持つCAM回路 前回まででスベリヒユのもつCAM回路(CAM型光合成)についてを記載した。 ざっくりと書くと、 乾燥した環境において気孔を開いた際に葉内の水が過剰に蒸散されないための仕組みで、 乾燥ストレス下において非常に重要な機能と言える。 上の記事の更に一つ前の塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユで スベリヒユはC4回路(C4型光合成)も持つと記載した。 このC4回路はエノコロでも触れた。 エノコロを見て思い出す師の言葉 C4回路とい...

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スベリヒユの持つCAM回路

塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユ 先日の記事で 塩類集積を起こした土でスベリヒユが繁茂していた という内容を記載した。 スベリヒユを調べてみると、 C4回路とCAM回路といった周りの草とは異なる光合成をしていた ということがわかった。 この話を進める上で、 C4とCAMについて知る必要があるため触れておく。 逆順になるけれども、まずはCAM回路について。 そもそもCAMとは何か?というと、 ベンケイソウ型有機酸代謝のことでCrassulacean...

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塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユ

OLYMPUSのTGシリーズで広がる視野 先日見た塩類集積のハウスで、 スギナの他にスベリヒユを見た。 そういえば、 塩類集積の土壌ではスベリヒユをよく見るなと。 スベリヒユは強いのだろうか? せっかくの機械なのでスベリヒユについて見てみることにする。 成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑の106ページのスベリヒユを見ると、 スベリヒユが特別な植物みたいでepisodeが記載されていた。 その内容を見ると、 高温乾燥地の植物で発達した特別...

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塀と垂れの枝

塀に垂れる一本の木があった。 新芽の向きが下向きなので、 この枝が垂れているのは間違いない。 塀に垂れる木はなんとも美しいが、 垂れるという現象は枝の過剰成長という成長パターンで、 おそらくこの木が森の中にあったら、 過酷な光の取り合いに勝つことができずこじんまりとした木が枯れてしまうだろう。 徒長をも雅に変える日本の文化 この成長パターンが自然界で活かされるところといったら、 おそらく崖の縁にいることだろうか? となると、 平坦な個所に...

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ヒルガオ科の強さに期待する

サツマイモの表面にできた苦い部分 前回の記事でサツマイモの傷口等に微生物が感染したら、 サツマイモ自身が猛毒のイポメアロマンを合成する という内容を記載した。 この猛毒を知る経緯で読んだ論文の中に、 /*******************************************************************/ 植物体を傷つけたときに分泌される白い乳液状ヤニ成分に、下剤、抗癌剤、抗生物質が報告されている /*********************...

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サツマイモの表面にできた苦い部分

ドクダミの葉にある抗菌・抗カビ性 前回の記事でドクダミの葉には抗菌・抗カビ性の物質が含まれていることがわかった。 上記の物質が含まれていることを知る経緯として、 ドクダミの抗菌性の物質の論文を発見して読んでみてのことだけれども、 この論文でドクダミ以外で興味深い記述があった。 興味深い個所を抜粋してみると、 /*************************************************************/ サツマイモ類は多くの生理活性物質を含んで...

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ドクダミの葉にある抗菌・抗カビ性

十薬ドクダミ 前回、ドクダミは地上部を刈り採って天日乾燥する。煎じて服用すれば便秘、痔、むくみ、高血圧、血液浄化、慢性鼻炎などに効果がある。 という内容を記載したわけだけれども、 ドクダミの葉には当然ながら他の植物にはない成分が含まれているから、 上記のような薬効が見られるわけで、 どのような成分が薬効があるのか?早速検索してみた。 検索の結果、 未利用植物の有効利用と調理科学への期待 日本調理科学学会誌 Vol. 41. No.3. 204〜209 (2008) [講...

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十薬ドクダミ

ドクダミの群生ができていた。 ドクダミといえば日陰で育つというイメージがあるけれども、 この場所は24時間何者にも遮られない開けた場所の真ん中にあるため、 完全な日向といえるところだろう。 となると、 ドクダミは日陰で育つというよりも日陰に追いやられた というイメージになるのではないか? その話はここらへんまでにしておいて、 ドクダミといえば薬用の植物として薬効が多くあることから十薬と呼ばれる程だ。 有用な植物といえば ほおずき書籍出版紹介 《苗場山麓植物...

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ヤブガラシの執念

敷き詰めれた石の間から草が生えていて、 その草のちょっと離れたところで ヤブガラシが複雑に絡み合いながら、 群の外側に向かって伸長していた。 ヤブガラシは栽培者に何を伝えるのか? このヤブガラシだけれども、 自身だけが外側に向かえばいいけれども、 中心に居た花に巻き付いて、 この花毎外側に引っ張っていた。 この花はおそらくヒメジョオンだけれども、 ヒメジョオンにとってこのヤブガラシの行為は、 外側に伸長するなら自分だけで勝手にいけよ という...

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苗場山麓植物民俗事典

昨年の初秋頃、栽培の師のことを記載した記事をきっかけとして、 長野県栄村小滝集落に行く機会がありました。 そこで出会ったものは 台風でも倒伏しないイネ 台風でも倒伏しにくく、 食味スコアが抜群に高い高品質なコメでした。 この地域のコメのことをより深く知ることができれば、 他地域での作業性や品質の向上に繋がり、 主食のコメが盛り上がれば、社会が良くなると確信している。 この小滝集落というのが、 苗場山麓ジオパークという地質の保全地域且つ教材として...

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河川の草群の中心にいるのはキショウブ

鴨川の夏草たちが繁茂しはじめた。 この草たちの中に 大きな黄色い綺麗な花が目立つ。 この花は何だろう?と今までの知識を振り絞り、 PHPでPythonの機械学習のライブラリを利用してみる 形状がアヤメ科の花に似ていることから、 アヤメ科 黄色で調べてみたところ、 キショウブという花に行き着いた。 キショウブ - Wikipedia 検索の際になんか物騒な文字列がよく目に付いたのでWikipediaから抜粋してみると、 /**************...

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白クローバの奮闘

河川敷に赤クローバが繁茂する時期になった。 赤クローバの他にも白クローバもいるんだけれども、 クローバのことは河川敷で学べ 赤クローバは直立で、白クローバは匍匐で伸長する特徴から、 どうしても赤クローバが背が高くなって、 背の低い白クローバというものが目立たなくなる。 そんな中、 赤クローバの中に白クローバの花を見つけると、 白クローバの頑張りに感動する。 匍匐型の茎は地面を匍うように伸長していて、 周辺の背の高い葉に覆われてしまっているだろう...

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はやくに到達してしまった草

線路沿いの金網にて つる性の植物が周りに背の高い草がいないにも関わらず、 網目に巻き付きながら伸長を続けていた。 このつる性の植物だけれども、 周りに競合がいず、めいいっぱい光を浴び続けて伸長を続けたわけで、 網目の高さを余裕で超え、 何者にも巻き付かず、風が吹く度揺れていた。 ここは線路沿いだ。 数分に一度電車が通過する場所でもあるわけで、 数分に一度の電車が巻き起こす風に揺られる。 周辺に草がいなければ、茎の伸長を少なくするということが...

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群生はカラスノエンドウを覆い込んだ

ゴールデンウィークも過ぎ、そろそろ安定的に暖かい時期に突入したわけで、 ところどころでわっさりと生える草たちを見かけるようになる。 そういや、つい最近までカラスノエンドウが優先的に繁茂していたよな? カラスノエンドウはどこにいったのだろう? とこのわっさりとした群衆を覗き込んでみると、 写真中央あたりにマメ科の草がいるぞ。 カラスノエンドウといえば、 春の陣、アナザーストーリーで周辺に生えた茎の硬そうな草であっても、 伸長方向を変えさせ...

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クチクラ層は何からできている?

一般展着剤の界面活性 展着剤の話題の時にクチクラ層という名称が何度も挙がった。 クチクラ層というのは植物系の教科書ではワックス層と表現されることが多く、 ワックスの特徴で撥水性ということになる。 界面活性作用を持つ展着剤を使用すると、 クチクラ層の持つ撥水性は幾分緩和されるわけだけれども、 そもそもクチクラ層は何の物質で構成されているか? という話題がほとんど挙がらない。 学部と院のどちらも植物系だったにも関わらず、 ふと思い返してみるとクチクラ層がなんであるか?と...

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除草され尽くした(草にとって)の荒野で

とある家庭菜園の畑にて、 きれいに除草されたところに一本の株があった。 これはヤブガラシだ。 ヤブガラシは栽培者に何を伝えるのか? おそらく先日の除草中に抜かれたけれども、 土の上に放置されて、 不定根が生えて根付いてしまったものだろう。 オーキシンと脇芽と不定根 周りに他の草が生えていないこともあって、 不定根という不安定状態であっても余裕で居続けることができるのだろう。 こんなにも強い植物が栽培しやすい土になるに従って居なくなるのはなん...

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今年も長野県栄村小滝集落のコメをいただきました

昨年訪れた長野県栄村小滝集落で穫れたコメをいただきました。 台風でも倒伏しないイネ この地域のコメは上記のリンクの更に先のリンクにも記載されている通り、 コメの食味試験でほとんどお目見えしない超高得点を叩き出した地域で収穫されたもので、 実際に訪れてみて様々な感動があったところのコメでもあります。 早速なので、炊いて食してみた。 とりあえず炊く前 ※ご飯の輝きを表現したいために敢えて暗い撮影にしています これが炊いてみたもの。 ご飯が光っ...

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水親和性セルロースとは何だろう?

先日、水親和性セルロースという肥料の話題が挙がった。 セルロースというのは光合成産物であるブドウ糖(グルコース)が直鎖状に並んだものであり、 植物の硬さの要因である細胞壁の主成分である植物性の繊維質となる。 セルロース同士が強固につながり、更にリグニンとつながることによって微生物に分解されにくい強固なものとなる。 ※グルコースの直鎖のパターンによって非常に分解されやすいデンプンとなる 糖の万能性 リグニン合成と関与する多くの金属たち 細胞壁という植物の骨格として働い...

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硬い幹の表面に根付きたい

森に木が生えていた。 森に木が生えているのは当たり前である。 木が生えていない場所は森ではないから。 なんてことはここまでにしておいて、 この木には一本の木が寄生していた。 この植物は 幹から生えた不定根が寄生先の木の幹に入り込んでいて、 養分を吸収しつつ自身を安定させていた。 この根だけれども、 四方八方から発生していて、 寄生するにはなんだか無駄が多い。 根を発生させるコストというものは、 寄生するコストよりも低いの...

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桜の季節は終わってはいない

毎年書いていることだけれども、 今年も同じように書く。 今年もまた菊桜が開花する時期が到来した。 こんな見事な桜が咲くにも関わらず、 京都府立植物園の菊桜のところに人が全くいない。 京都府立植物園/京都府ホームページ 春のおとずれを表現する桜の集大成みたいな菊桜が、 注目されずにひっそりと開花しているのは非常にもったいない。 という気持ちの元、 今年もまた同じような内容を記載した。 関連記事 桜の季節終盤

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掴みどころが(少)ない

カヤツリグサっぽい草の群生があった。 カヤツリグサは群を作ることに成功したのか? 他の草の繁茂を抑えている。 そんな中でひっそりとスズメノエンドウがいるわけだけれども、 複葉の先端にある巻きひげで得意の巻き付きを試みている。 しかしだ、 巻きひげは細いカヤツリグサっぽい草にうまく巻き付くことができない。 もっと詳細に探したら巻きついている箇所があるのかもしれないけれども、 ざっと見た限り巻きつけた箇所は見当たらない。 こうみると、 先に繁茂して...

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春の陣、アナザーストーリー

線路沿い、春の陣、夏草目線の続きで、 前回の記事の舞台から少し離れたところで スズメノエンドウの群生の間からキク科っぽい草が勢力を伸ばしているところがあった。 この草は流石に茎が固くて勢いを止められないだろうと思いきや、 よくよく見てみると、 おや? なんか茎が少し曲がっている。 最初に写真左側から見てみると、 茎が若干左側に傾いている。 先端をよく見てみると、 スズメノエンドウの巻きひげがキク科の草の茎の伸長方向を少し...

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線路沿い、春の陣、夏草目線

そのねじれに秘密あり、な気がするで記載した内容なのだけれども、 比較的はやい時期に繁茂する夏草でイヌムギというものがある。 イヌムギは葉の裏にも葉緑素があって、 夏真っ最中に生える夏草と比較して、 葉の裏側でもそれなりに光合成できる。 それ故、 葉がよくねじれているらしい。 なんで、 葉の裏にも葉緑素が多く分布している草がいるのかな? と不思議に思っている。 昨日の線路沿い、春の陣でカラスノエンドウと夏草の攻防の話を記載した。 ...

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線路沿い、春の陣

線路沿いに夏草が繁茂し始めた。 この場所にはスズメノエンドウやカラスノエンドウがいたわけで、 スズメノエンドウさん、もうすぐ春ですね 彼らが今どうしているのか?というと、 フェンスに沿って伸長していた。 こういう時に巻きひげがあるって便利だね。 これでタネをつけるまで行き着くことができるだろう。 このエンドウたちだけれども、 巻きひげを巻きつかせることで、夏草の葉を曲げている。 ここまでしなくても良いだろうというぐらい巻き...

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小さくて複雑な花

草むらの中に花があることに気が付いた。 どの花に目がいったか?といえば、 この箇所で、 常に写真の中心に主題を持ってこない。 そんなことはおいといて、 丸葉小葉の複葉だからマメ科の草で、 おそらくコメツブツメクサかコメツブウマゴヤシのどちらかだろうけれども、 詳しい鑑定眼を持ち合わせていないので、ここまでにしておく。 コメツブツメクサ - Wikipedia コメツブウマゴヤシ - Wikipedia マメ科といえば、 ※この写真はマ...

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大きくて密集した花たち

道端で咲いていたタンポポの花が目についた。 写真ではわかりにくいけれども、花がやたらと大きい。 しかも、密集して咲いているところの花が大きい。 一番最初の写真の左側にもタンポポがあるけれども、 密集していくて広々と花を咲かせているのに、 密集している中央の花の方が大きい。 それぐらいこのタンポポの花の大きさが気になった。 植物の大きさは様々な要因が複雑に絡み合っているのでなんともいえないからこれ以上触れない。 ここで咲いていたタンポポは 萼がたれ...

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上に伸びるカラスノエンドウ、下で構えるドクダミたち

フェンスの前にドクダミらしき草が生い茂る。 その間を縫うように カラスノエンドウが伸長している。 このカラスノエンドウだけれども、 巻ひげがなければ、 下にいるドクダミの群生に覆われて伸長できなかったな。 カラスノエンドウが巻きひげで有利になったとしても、 下にいるドクダミの葉を覆うことは殆ど無いので、 ドクダミにとって、カラスノエンドウが巻きひげで上方向に伸長してもさほど問題はないだろう。 むしろ、 カラスノエンドウの根にいる根粒...

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時には引いてみるのもいいはずだ

いつもの道にあるヤマブキが花を咲かせた。 季節を感じられる花ならば大半は目を引くけれども、 この花は更に目を引いた。 何故ならば、 ヤマブキの花は黄色だけれども、 ところどころで花弁の脱色が見られるものがあった。 これを見てふと思い出した。 確か芸術の一つで、足してダメなら引いてみる 全体から何かを除くことも一つの手だと。 脱色の花弁がいくつかあるこの株をちょっと離れたところから見てみると、 おや?っと感じられる花の集合になって...

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ほぼ垂直の傾斜に根付く

このロゼット葉、何か違和感がある。 普通に展開しているように見えるけれども、 上の葉がうっすらと暗い。 このロゼット葉 傾斜の削れた箇所で、 垂直になっているところに生えていた。 この写真をよくよく見直してみると、 周りの土が削り落ちているように見える。 比較的新しく露頭された土で、 この草はどうやってこの場所にタネが付いたのだろう? 葉の形状を見る限りおそらくタンポポかその仲間のキク科植物だから、 タンポポのタネの飛散の季節です...

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春の訪れと共に大犬の陰嚢

初春の風物詩としてよく挙がるオオイヌノフグリの綺麗な水色の花が咲いていた。 初春の風物詩と書いたけど、 オオイヌノフグリのフグリは睾丸という意味があって、 名前を書き直すと大きな犬の睾丸になってしまう。 花の形状から睾丸は連想できないけれども、 果実の形状が睾丸に似ているらしい。 この植物の詳細だけれども、 オオバコ科の越年草で、冬の寒さに耐えながら、いちはやく春の訪れで開花する。 Wikipediaには細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短い毛で雪と霜を...

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苔は自然とこんもりしていく

煉瓦敷きの道で、 煉瓦の隙間を埋め尽くすように苔が生えているのを良く見かける。 この苔だけれども、 隙間から取り除かずに放っておくと、 こんな感じでこんもりとなっていくけれども、 このこんもりさを実現するためには、 隙間に土が堆積しなければならない。 土の堆積といえば腐植。 腐植といえば蓄積するための鉱物質が必要。 鉱物の風化と植物の死が石を土へと変える ふと思ったんだけど、 苔は自然にこんもりしていくけれども、 それはつまるところ、 煉瓦の...

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木の根が山の土の流出を止めている…、ように見える

森の中で一本の木と出会う。 その木というのは、 これ。 見ての通り、 根元の土がごっそりと削れていても、 まだなお根付き続けている。 深く根付いていたからこそ、 この程度の土の削れ方で済んだのかもしれない。 深く根付いていたからこそ、 今なおここに根付き続けているけれども、 もう少し土が削れたら、 流石に細い根で地上部を支え続けることは出来ないだろう。 森の木というのは、 こうやって山の麓に土砂が流れ落ちないようにしているのだ...

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