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木偏に冬と書いて柊の記事で木偏に冬と書いて柊(ヒイラギ)と読む植物について触れた。

古事記の時代からヒイラギの独特な葉の形に霊力があると考えられていた木であって、以前は比比羅木という漢字が当てられていたそうだ。


では、何故今は柊という漢字になっているのだろう?

その理由を知るために成美堂出版から出版されている樹皮・葉でわかる樹木図鑑でヒイラギを開いてみることにした。

樹皮・葉でわかる 樹木図鑑|成美堂出版


すぐに目についたのが、


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ヒイラギの花期が11〜12月になっていたことだ。

この時期には昆虫がほぼいない為、花を咲かせるのは珍しいな。


とりあえず、図鑑をペラペラとめくり、すべての花の花期を見てみたが、ヒイラギと同じ花期の木はなかった。


そこそこ分厚い図鑑でヒイラギの花期が特異的であることがわかったので、ヒイラギに柊という美しい漢字を当てている事にしっくりときた。




次に気になるのが、こんな寒い時期にヒイラギの花粉を媒介する生物は何か?だけれども、民間企業のサイトになるが、アブがヒイラギの花粉を媒介すると記載されていた。

モクセイ属[後編] ヒイラギなど|東アジア植物記|読みもの|サカタのタネ 家庭菜園・園芸情報サイト 園芸通信




ちなみにだけれども、今回使用した図鑑にヒイラギには柊の漢字以外に疼木という字が当てられていた。

疼(トウうずく)は疼痛などの痛いの意味合いがあり、ヒイラギの葉に触れた時の痛みを連想させるので、この字の方もしっくりくる。