土手に自生しているアワダチソウが目に付いた。
綿毛がたくさん付いていて、ふわふわしていて、霜が付いて更にキレイだなと。
これを見ていてふと気になった。
各々の綿毛にはタネが付いているのだけれども、タネが何処かに飛んでいかず、ずっと留まっているのだなと。
タネは熟していると思うが、何故留まっているのだろう?
タネの写真を撮影しようとして、綿毛を引っ張ってみたが、予想以上に硬かった。
引っこ抜いてみたら、次は軽すぎて、人には風が吹いていると感じられない程の微風でもタネは飛んでいき、写真を撮影することに苦戦した。
もしかして、タネは春一番のような強風が吹く時期までじっと我慢していて、これから暖かくなるぞといった時期に春一番に乗って一気に遠くに飛んでいくのだろうか?
そうであれば、タネの散布モデルが秀逸過ぎるぞ。
実際のところはどうだかは知らないが、そんなことを考えながら歩くのは良いものだ。