
キレート剤の結合力と配位子についての続きまでの記事でクエン酸の配位座数について見た。
クエン酸は

配位座数の要素となるカルボキシ基(-COOH)を3個持つので、配位座数は 3 になると思いきや、溶液の条件によっては中央下部にあるヒドロキシ基(-OH)も配位座数の要素となり、最大の配位座数は 4 となる。
この内容を踏まえ、

ポリフェノールのコーヒー酸の配位座数について考えてみたい。
コーヒー酸でキレートに関わりそうな箇所は、

左側のカテコール基と

右側のカルボキシ基(-COOH)がある。
カテコール基に2個のヒドロキシ基(-OH)があり、この箇所の配位座数は 2 になる。
右側のカルボキシ基で配位座数が 3 になると思いたいところだが、

カテコール基とヒドロキシ基が離れているので、ヒドロキシ基の方を配位座数として数えず、カテコール基の方の 2 のみを数えるので、コーヒー酸の配位座数は 2 になる。
この内容を踏まえて、カテキンについて見ていきたいが、長くなりそうなので次回以降で見ていくことにする。



