ゼオライトは何処にある?の記事でゼオライトについて再び考えてみることにした。
ゼオライトの肥料としての利用の話題でセットとして挙がりやすいものに
2:1型粘土鉱物のモンモリロナイトがあって、どちらの資材も高いCEC(保肥力)の記載がある。
これらの資材の理解を深める為に、CEC(保肥力)について改めて見ていくことにしよう。
CECに関しての仕組みはアロフェンのCECとAEC等の記事で触れているので改めて触れることはしない。
CECの測定方法に関しては、土壌のCECはどうやって測る?の記事で触れたので、こちらも改めて触れるといったことはしない。
今回触れていきたいのは、CECの単位となるmeq/100gだ。
meqはミリエクイバレント(equivalent)の略で、日本語でミリグラム当量と呼ぶ。
当量について触れておくと、化学反応においてある物質が別の物質と過不足なく反応するのに必要な量を指すそうだ。
Wikipediaに記載されている内容に拠ると当量にもいくつか種類があって、CECで用いる当量は計算方法をみる限り、モル当量であるそうだ。
ここまでの内容で単位の定義について整理できたので、この定義を元に計算していこうと思うところだが、計算が長くなりそうなので、今回の記事はここまでにしておく。