街路樹の桜の根元の皮が向けている。



もうこの木は老木のようだ。

皮の表面には地衣類がいて、

地衣類という菌たちの巧みな生き方


めくれた皮の内側には、



菌糸が侵入し始めている。

菌糸が入ることにより構造がもろくなり朽ちていく。

根元が朽ちてしまったら木としては終わりだろう。


木は生きている間に菌によって土へと還る段階に入っているとなると、

自身はもういなくなると思いながら徐々に朽ちていく最後はなんとも悲しいものがある。


この段階であれば、まだしばらく生きるような気がするので、それもまたなんとも悲しいだろうなと。