住んでいるところからすぐのところに少々人の手が加わって歩きやすい森らしきところがある。
所謂雑木林のようなところだ。
林床にササや落葉木が目立つ事から、極相には達していないと言える(はず)。
冒頭の写真だけで、ここには○○の木や△△の木があると判断できれば良いけれども、現時点ではそんな目利きはない。
このちょうど光が差し込むところの、光の先を見てみると、
本葉が展開していたブナ科の幼木があった。
この幼木をブナ科だと判断した理由は、周辺の落葉を少しどけてみると、
丸いドングリから芽が出ていたから。
丸い大きなドングリといえば、ここらへんではクヌギかアベマキ(?)のどちらかで、どちらも陽樹に分類され、比較的明るい環境で発芽するブナ科の木として扱われている。
※葉の形からクヌギだと判断しているが、自信はない。
ちょうど光が差し込む場所だったので、このドングリは発芽したのだろうな。
このドングリから更に得られることはないか?と探ってみた。
更に落葉をかき分けてみると、ドングリの先端から芽以外でもう一本伸長していたものがある。
これは根だろう。
見ての通り、このドングリは土に埋まっておらず、ドングリの上に落葉が被さっていただけだった。
前回の落葉高木の下のドングリたちの記事同様、落葉の絨毯の価値を感じた。