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写真:ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録より引用


前回の珪藻はガラスの殻に包まれるの記事で、

珪藻はどうやってケイ酸を取得しているのか?が気になった

と記載した。


この疑問に少し応えてくれる記事が検索に引っかかったので

今回の記事ではその紹介。




地球上のケイ素の循環と生物の関わり - バイオミディア 2015年 第2号によると、

海洋性の珪藻に焦点を当て、

被殻の材料は水溶性のケイ酸(Si[OH]4)とされ、

水溶性のケイ酸は主に鉱物態シリカの風化作用によって生じ、

河川を通じて海洋に流れ込まれることによって供給される。


珪藻に取り込まれたケイ酸は生物態シリカへと変換され、

珪藻のシリカは比重が大きい為、海底へと沈降される。


生物態シリカは非晶質であるため、比較的溶解しやすいらしく、

捕食された際や沈降の際に再び可溶性のケイ酸に戻るとのこと。




話は変わって以前、

植物が利用できるシリカはどこにある?

という記事を投稿した。


この話の終点として、


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植物はどのようにしてシリカを吸収するか?


風化しやすいオルトケイ酸のかんらん石を話題に挙げたけれども、


それと同時に、

長石からカオリナイトへの変成の際にも

オルトケイ酸の話題に触れた。

可溶性ケイ酸にあるかもしれない底力


今回は珪藻を海洋性で話を進めたが、

珪藻はガラスの殻に包まれるの記事で琵琶湖の淡水域にも珪藻が居るわけで、


植物が利用しやすい形の一つとして、

珪藻が集めたものもあるのではないかな?

とうっすらと今回の内容を作成していて思った。


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