国生みの二番目の島の伊予之二名島の記事で紹介したやまと研究会から出版されている邪馬壹(やまと)国は阿波から始まるという本に古語拾遺(こごしゅうい)の話題がある。

古語拾遺というのは平安時代の神道の資料らしい。

古語拾遺 - Wikipedia


冒頭の本の中で、肥饒(よ)き地を求(ま)ぎて阿波国を遣はしてと記載されているそうだ。

本では出発点が奈良なのか?徳島の山奥なのか?、終点は阿波国全体を指すのか?阿波国の一部を指すのか?といった事が記載されていたが、今のところ私の中では大きな問題ではない。


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吉野川という特殊な地形により誕生した川を中心として築き上げられた阿波国を、世界の四大文明のように表現されている事に感動した。

吉野川で緑泥片岩探し


吉野川の形成に関与したとされるプレートを国生みの神の名からイザナギプレートと名付けた人に素晴らしいセンスを感じる。

イザナギプレート - Wikipedia


古語拾遺に記載されている場所では皇族の御衣に関連した地域があるらしい。

麻植郡 - Wikipedia

三木氏 - Wikipedia#阿波三木氏


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緑泥石と緑色片岩からの興味から、こんなにも壮大な話に繋がっていくなんて、やはり緑泥石にまつわる話は面白い。


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