良い畑の土の条件と言えば、
今までに挙がった保肥力と緩衝性の他に、
排水性と保水性がある。
排水といえば、土から水を抜くというイメージになり、
保水といえば、土の水分を保持しておく
という真逆っぽいことを言ってるけど、そんなこと出来るの?って話題によく挙がる。
これから表示する写真は同じ場所で撮影したもの
ここは栽培を開始した直後の時に撮影したもので、
ここは同じ畑の一年後
どちらも同じような時期に撮影している。
この写真を見比べ、
どちらが排水性が高いかと言えば、明らかに後者だろう。
(一応、同じような天候の時に撮影している。)
前者は通路に水が残っていて、コケが生え始めている。
(ほぼ鉱物)
(腐植だらけ。もちろん鉱物もある)
次に土を近くで見た写真を見比べてみる。
もちろん後者が1年後の畑。
どちらが湿っている様に見えるかと言えば、
後者の方が保水している様に見える。
(前者の写真はぱさぱさしている)
まとめると、
後者の写真は一年前の状態と比べると
排水性と保水性をもった土壌になっており、
絶対にこの畑の方が、
品質の良い作物が採れる様に見え、
実際にこの畑で奇跡が起こった。
というわけで、
良い土というのは排水性と保水性を両方持っている。
ということになる。
次回からもっと詳細を見ていこう