引き潮時の海岸の生物たちの記事で広島県の能美島の海岸で大型の緑藻と出会った。
引き潮、満潮で紫外線を浴びつつ、気温の変化も激しい環境と海水中の緩やかな環境を交互に晒されており、
この環境を耐えることが出来る藻類こそが緑藻であると実感した。
と思いきや、
少し視点をずらしてみると、
なんか色の濃い大型の藻類もいた。
これは紅藻か?それとも褐藻か?
この図の規則に基づくと紅藻や褐藻が引き潮時に大気に晒される個所にいることはあり得るのか?
そう思い、帰宅後に本棚から
東海大学出版部の藻類30億年の自然史 藻類から見る生物進化・地球・環境 第2版を取り出し読んでみたら、
一応今回のような環境で大型の紅藻や褐藻は普通にいるらしい。
では、
一体この海藻は紅藻と褐藻のどちらなのだろうか?
判定できたら得られる知見が多いのだろうなと自身の無知さを痛感する。
海藻の図鑑を購入することにした。
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