八重咲きのヤマブキを見かけた。
数ある花のうち、
いくつかは花弁の先が白くなっている。
ヤマブキの花弁の色素は合成が難しいのかな?なんて事が頭に浮かんだ。
気になったら調べてみるのが探求における鉄則!
ということで早速検索してみた。
最初にバラの魅力 - 岐阜大学の講義資料が引っかかったので読んでみると、ヤマブキの色素はカロテノイドと記載されていた。
これらの用語を足がかりにして更に検索をしてみたら、一般社団法人和ハーブ協会が運営するサイトのヤマブキ,山吹,Kerria japonica,バラ科ヤマブキ属,苗 - イー薬草・ドット・コムのページに辿り着いた。
このページではヤマブキの黄色色素はヘレニエン、ルチン、パルミチン酸等と記載されていた。
逆順になるけれども、
BartVL71 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
パルミチン酸といえば脂肪酸なので色素なのかな?という疑問はある。
Yikrazuul - 投稿者自身による作品; ISBN 978-3642009624; S. 1124, パブリック・ドメイン, リンクによる
ルチンはフラボノイドのクェルセチンに糖のグルコースとラムノースが付いたもので、
龍神そば - りょうことつよしの食べ歩きマップ - saitodev.co
蕎麦に多く含まれているらしく、若干黄色みかかった麺の韃靼そばに多く含まれているそうだ。
ヤマブキとルチンで再検索してみたが、掲載されたページが他に見つからないので、参考程度に留めておく。
最後にヘレニエンについて調べてみる。
Calvero. - Selfmade with ChemDraw., パブリック・ドメイン, リンクによる
ヘレニエンは複雑な形をしたカロテノイドで光や酸素に不安定であるらしい。
どうやら目薬の成分として利用されているらしい。
ルチン同様、ヤマブキとヘレニエンで再検索してみたが、掲載されたページが他に見つからないので、参考程度に留めておく。
光や酸素に不安定なカロテノイドということから、
花弁の端の色を構成する色素だと連想してしまったが、実際のところはどうなのだろうね。
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