うちの庭でモロヘイヤを育てていて、妻がタネや莢には毒があるので絶対に食べてはいけないよと言っていた。
モロヘイヤのタネには毒があるのは有名なのだけれども、その毒が何であるか?ということはあまり聞かないな。
万が一タネを食べてしまった場合、何らかの食材と食べ合わせをすれば弱毒化できて大丈夫になるとか、そういうことを知っておかないと何かと大変なので、調べてみることにする。
モロヘイヤはそもそも何なの?ということから話を進めると、アオイ科のシマツナソという植物だそうだ。
北アメリカ原産で、夏の暑さで新鮮な葉物野菜が収穫できなくなる日本において、鮮度の高い葉物野菜として重宝される。
モロヘイヤの毒について、農水省のサイトで注意喚起をしていたので紹介すると、
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モロヘイヤの種子には、強心配糖体(強心作用のある成分)ストロファンチジンが含まれ、身体に有害であることが知られており、家庭菜園で栽培したものなどで老化した枝葉や種子を誤って摂取した場合、少量でもめまいや嘔吐などの中毒を起こしますので、絶対に食べてはいけません。 長崎県で、実のついたモロヘイヤを食べた牛が死亡するという事例が報告されています。
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※家庭菜園でモロヘイヤを栽培していますが、モロヘイヤの種に毒があると知りました。詳しい内容を教えてください。:農林水産省より引用
ストロファンチジンについて調べてみると、
Klaus Hoffmeier - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる
このような構造の配糖体であった。
強心作用があると記載されているが、強心作用について自信を持って説明できないので、強心作用について調べたいところだが、長くなってしまったので日を改めて触れることにする。