カンキツでグレープフルーツという種類がある。
グレープフルーツという存在感があるカンキツについての歴史が興味深かったので、今回はそれに触れておく。
まずはグレープフルーツの発見に関して見ておくと、Wikipediaには
/****************************************************/
ブンタン(英名:pummelo、学名:Citrus grandis)とオレンジ(学名:Citrus sinensis)が自然に交配したものであり前者の特徴を多く受け継いでいる
/****************************************************/
と記載されている。
ブンタンは自然発生したとされる三種のカンキツたちの記事でいうところのザボンで、オレンジはおそらくだけれども、マンダリン系統で、どちらも人為的な品種改良の末に果実が大きくなったものが再び何処かで出会って交配があったと勝手に想像している。
日本のミカンも他のカンキツと交雑しやすいが為に、ミカンが盛んに栽培されている地域では他のカンキツは栽培されないという話題を見かけたことを思い出し、カンキツ栽培は地域性が強くなっていくのも納得出来る。
カンキツは自然交雑が誕生しやすいということを常に意識しておこう。